9月18日有明アリーナ 

 

WBA、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 

 

寺地拳四朗VSヘッキー・ブトラー(南アフリカ) 

 

挑戦者ブトラー。

 

南アフリカの白人選手と言えば、元WBA、IBFジュニアライト級王者ブライアン・ミッチエル。 

 

自国の悪政(アパルトヘイト)の為、12度防衛全てを敵地で戦い抜いた孤高のテクニシャン。 

 

ブトラーも南アフリカ技巧派の系譜。 ミッチェル同様左で試合を組み立てていく。

 

一発パワーには欠け、エネルギーは強打よりも動きに重きを置く。 

 

サイドへの動きも早く、一本調子になりがちな日本人にとり不得手なスタイルといえる。 

 

また左の使い方が巧く、上体も使う為良く左が伸びる。

 

この左と動きが生命線だ。 

 

ただ一見スタミナが有りそうに見えるが、相手のノンストップアタックに音を上げてしまうシーンも垣間見せる。 

 

日本人絡みでは田口良一に最終12Rにダウンを喫したが、小差判定で王座を奪い、次戦で田口と同門の京口紘人に10R終了ギブアップで王座を失うという憂き目にあっている。 

 

依然このクラス上位の力は有しているが、寺地拳四朗の実力は抜きん出ている。 

 

拳四朗は矢吹との再戦からファイターの顔を見せている。恐らくこのブトラー相手にも序盤から旺盛に攻め入るだろう。 

 

自分は一旦リセットし、持ち前の抜群の距離感、空間支配でブトラーと高レベルの技術戦が見たい。 

 

以前も書いたがこのブトラーと技術を戦わせれば、何よりのリハビリとなり一ランク上のレベルでも拳四朗らしく戦えると思うのだが。 

 

予想は中盤拳四朗のKO勝ち。 

 

キーパンチは右ストレートボディーでブトラーが悶絶とみる。 

寺地拳四朗:21勝(13KO)1敗 

 

ヘッキー・ブトラー:34勝(10KO)4敗