フルトンVS井上のセミに組まれた 

WBO世界フェザー級タイトルマッチ ロベイシ・ラミレスVS清水聡。 

 

世間の耳目はメイン一択だが、実に興味深いカードだ。 

世界では唯一無二ともいえる清水のスタイルとエリートボクサーの対決。 

 

どの様な化学反応を起こすのか実に楽しみだ。 

 

予想ではラミレスが圧倒的有利。 

 

清水が手も足も出ずに大差判定負けか後半ストップという悲観的な予想が多いことは論を俟たない。 

 

世界のボクシング識者の中で両者の動画を見て清水が勝つと予想する者は実に少ないというか皆無かもしれない。

 

誰もが清水のパンチはラミレスに当たらないと感じるだろう。  

 

ただ我々国内ファンは清水のヘタウマスタイルから遅く速く飛んでくるパンチの固さを知っている。 

 

またあえて相手正面に立ち、無防備にすら映る重心の高さの意味も解っている。 

 

ラミレスも清水がメダリストであることからリスペクトし臨んでくるだろうが、与し易しと舐めてパフォーマンスに走れば清水の硬質パンチに痛い目にあうだろう。 

 

ルールミーティングで清水の被弾時のスタイルも独自であることを主審へ説明しておかないと年齢も鑑みて不完全燃焼な宣告も入りかねない。

 

ここは大橋陣営に丁寧な仕事をして欲しい。 

 

確かにラミレスは二大会連続金メダルに輝いた天才ボクサー。 

 

ただ打たれた時の耐久性には欠け、火力もこのクラスでは並以下。 

 

それなのに最近はアピールすべくかなりパフォーマンスに過ぎるシーンも目立つ。 

 

清水の固い左がラミレスのアゴを打ち抜けば番狂わせも充分起りうる。 

 

清水の動きとパンチは決して速くない。故に相手は清水を凝視してしまい挙句固まりパンチを食らう。 

 

清水の相手だけが感じる高度な罠にラミレスが捕まるか否か。完敗か感動的な殊勲か? 

 

学習能力の高いラミレスに対しチャンスはそう多くはない。 

 

清水は行くときに一気に決め切るという気概が必要。 

 

予想はラミレスが大差判定で防衛とみるが、清水の番狂わせKO戴冠の予感も感じさせる。 

 

ゴングが楽しみだ。