7月25日に行われるスティーブン・フルトンVS井上尚弥 

 

大方の予想通り井上がKOでスーパーバンタム級二冠王座に就くと思うが、万が一フルトンが勝つとすればどの様な試合展開だろうか? 

 

誰もが思う浮かべるのが、フルトンが持ち前の足とスピードを活かし井上の強打からエスケープし微差ラウンドを積み重ねての判定勝ち。 

 

ただ自分は以下の展開をフルトンが実行するのが吉とみる。 

 

フルトンはフィゲロアとの統一戦で見せたように意外にフィジカルが強い。 

 

人間ダイナモフィゲロアと対峙するのは誰もが音を上げたくなるが、何とフルトンはあのフィゲロア相手にフィジカル対決を挑む。

 

正に相手の土俵で戦った。 

 

攻撃面は打ってはクリンチという掛け逃げパターンだったが、パンチの正確さと見栄えの良い右を上手く当てた。 

 

驚いたのはクリンチもみ合いであのフィゲロアに押し勝つ場面も多かったこと。 

 

フィゲロアは規格外のフレーム(身長173cm、リーチ183cm)を有し、現在暫定とはいえWBC世界フェザー級王座に就いている強豪。 

 

その相手と真っ向もみ合い微差とはいえ、判定で王座吸収するフルトンのフィジカルは隠れた武器だ。 

宗教上理由とはいえ弱点のアゴを髭で覆い、ボディーも薄く井上のボディーに沈められると国内ファンの皆が感じているが、ここは当日多大なリカバリー増量。フィジカルで井上と対峙すべき。 

 

リバウンドを抑えスピードと脚で定石通りに戦っても井上の細かいステップ、アジリティ、鋭い左とボディーでいずれ捕まる。

 

両者のバランスの差が如実に表れる。 

 

フルトンが奇跡を起こすには、自ら攻撃&クリンチ。ボディーへ力を込め接近でもみ合う。 

 

要所で見栄えの良い右を入れてクリンチ。 

 

このパターンを繰り返せば・・・。 

 

ドローでも王座防衛はアドバンテージ。 

 

これが少数意見と認めるが、フルトンが勝つには泥臭くもみ合いの塩試合パターンとみる。 

 

ただガード越しからでも井上のパンチはダメージを与えられる。 

 

この戦法を敢行するにはフルトンの精神力が問われる。 

 

基本的にはクールだが、自身の内面が表情に出てしまうタイプでもあるフルトン。 

 

井上のボディーを食らった時の所作にも注目だ。