予想以上に白熱した井岡VSフランコ(Ⅱ) 

それだけにフランコの体重オーバー、井岡の騒動が残念だ。 

 

フランコの体重オーバーは論外。 

 

その真摯なファイトスタイル。兄弟で切磋琢磨している姿と体重オーバーは結び付かないだけにショックだった。 

 

単なる水抜き失敗のレベルではない数値。 

 

陣営のガルシアトレーナーは、 

「井岡戦をキャンセルして米国へ帰る一歩手前だった」と思わせぶりなコメントを残したが、試合後潔く負けを認めたフランコ。 

 

これ以上のエクスキューズは無用だが、何と自身インスタで「引退表明」と穏やかでない。

試合後のリング上で両選手は「ノーサイド」 

 

もうひとつの頭が痛い「大麻騒動」 

 

昨年大晦日のフランコ初戦の井岡の検体(A検体)から「陽性反応」が判明したのは1月26日。 

 

五輪競技であれば、この時点で本人へ通知し「暫定的な資格停止」を科し、B検体の分析を経て処分を決定する。 

 

因みに基準値以上の大麻成分が検出された場合、4年間の資格停止処分となる。 

 

この「五輪規定」の様な手順を踏めばスムーズに事が運んだという意見も有るが、今回の流れは以下 

 

12月31日試合後のドーピング検査で尿検体を採取。

 

1月4日都内病院で冷凍保存された検体を米国へ空輸。

 

1月26日、米国機関より井岡のA検体に「大麻成分」の陽性反応があったと連絡。

 

2月20日、JBCが医師、弁護士、第三者が入る倫理委員会を設置。

 

2月中に非公式だが井岡陣営へ検査結果(A検体)を通知し、5月26日、B検体の立会検査を井岡陣営へ依頼。 

 

6月17日、井岡陣営立ち合の下、B検体から「基準値以下の大麻成分」が検出。 

 

6月21日深夜にJBCが「基準値以下の大麻成分」が検出されたが、試合は承認すると賛否有るが試合直前の発表となった。 

 

井岡が指摘するように2月からの3か月間の期間に事が進まなかったのか?は論点に値する。

 

これを機に手順の明確化をし、渦中の井岡とは再度話し合ってほしい。 選手あってのJBCなのだから。

 

明確な事実は以下。 

 

井岡のA検体、B検体から基準値以下の大麻成分(THT)が検出されたという事。

 

但しアマキャリアも長く、トレーニングへ料理担当者を同行し、日頃肉食すら断っていたという井岡がわざわざ国内では非合法なものを自ら口にするとは思えないが、一部で受動喫煙レベル以上の数値であることも指摘されている。 

 

 

この試合の評価、意義が問われるのは、偏に両者のこれからのキャリアによる。 

 

それこそ井岡は現役引退後の人生をも含めてだ。 

 

試合後のリングで「日本の将来を担う子供たちへの言葉を口にした」 

 

戦前同様のコメントは受け入れ難かったが、井岡自身幼少の子供を持つ親。 

 

井岡のコメントを信じたい。