メキシコ・グアダラハラで行われた 

4団体スーパーミドル級タイトルマッチ 

カネロ・アルバレス(メキシコ)VSジョン・ライダー(英国) 

 

シンコ・デ・マヨ(戦勝記念日)恒例のカネロ試合とあって約5万人の大観衆。 

 

1R、サウスポーライダーへカネロは左レバー、右下。 

パワーレスのライダーパンチを余裕でブロッキング。 

対峙した際のガードも硬く、肩でのアゴガードも忘れない鉄壁の防御を見せるカネロ。

 

10-9カネロ 

 

2R、サウスポー相手でも左ジャブを使うカネロ。 

上体の動き、リズムも良くスムーズにパンチ。 

ブーメラン型の右フックを飛ばす。 

 

10-9カネロ 

 

3R、タイミングを掴んだ右フックに返しの左を付加。 

右フックと同じタイミングで右アッパー。 

右ノーモーションと左殺しメニュー全開のカネロ 

右フック多用のカネロに対し、ライダーも左ハイガードで対抗。 

 

10-9カネロ 

 

4R、(ライダーは両方から鼻血を出しているが、珍しく攻める。しかしパワーレス。 

カネロは前の足の使い方も上手くポジションを譲らない。

カネロは多用していた右フックがブロックされると右ストレートを放ち、その後フックとストレートの中間(ボラード)を飛ばす。 

実にクレバーだ。 

 

10-9カネロ 

 

5R、カネロはさほどコンビを打たずに上下へ打ち分け。 

そしてスムーズなワンツーをライダーのアゴへ当てダウンを奪う。

その後も無理しないカネロ 

 

10-8カネロ 

 

6R、抜け目ないカネロはダウンを奪ったワンツーでスタート。 

ただ無理に倒しに行かずに単発パンチ。 

ガード越しの右フックでライダーをグラつかせる。 

 

10-9カネロ 

 

7R、ダメージから回復したライダーもパンチにややスピードを乗せる。

対するカネロはスタミナ不安? 

無理せず省エネ 

 

10-9 カネロ

 

8R、カネロ左省略し右。 

その後左を突く。 

ライダーはサウスポー利点を生かしインサイドからパンチも終盤カネロの右フックで「ダウン」を喫するが、スリップ裁定。

 

10-9カネロ 

 

9R、カネロ相変わらず右からの攻めだが、終盤その右でライダーをロープへ飛ばす。 

ライダーの逆キレでKOはならず。 

 

10-9カネロ 

 

10R、ライダーはインサイドから良くパンチを当てる。 

更に前の手も上手く使う。 

ただ逆転KOを狙う気持ちは潰えている。 

この回は無理しないカネロ。 

 

10-9ライダー 

 

11R、早いワンツーでスタートのカネロ。 

前の手を使いサイドへ動くライダー進路を左フックレバーで遮るカネロ。 

ただスタミナが切れている?? 

ライダーはKO負けを免れることが主目標。 

 

10-9カネロ 

 

12R、ライダー未だ余力。 

速いワンツー、ショート連打。 

対するカネロは一発強打でライダーの攻撃を分断させようとするが雑。 

ライダーが左連打で攻め入るシーンも見せたが、遅いわ。 

 

10-9ライダー 

発表された採点は大差(120-107、118-109X2名でカネロの判定勝ち 

※自分のPC採点は118-109でカネロ(10Rと12Rをライダーへ付けた) 

 

格下ライダー相手なら倒して欲しかったが、このクラスでのカネロの戦いぶりなら想定通りの判定勝ちだった。 

5Rスムーズなワンツーでダウンを奪ったが、決して無理をしない戦法。 

途中右フックに手応えを掴んでいたはずだが、この手のパンチを振り回すと不安が残るスタミナに影響がある事を感じていたのか、中盤からは安全運転の逃げ切りを画策。 

 

怪我(左手首靭帯損傷手術)の影響もあり、左ジャブ省略、全開ファイト封印は理解はできる。 

 

カネロにこのスタイルで来られたら打ち破る選手は不在だろう。 

 

9月には全開カネロを観たいものだ。