IBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦
矢吹正道VSロナルド・チャコン
IBF7位ベネズエラのチャコンは28勝(20KO)1敗1分
現在25連勝の強敵。
矢吹、力石兄弟の強豪から逃げない姿勢は本当に素晴らしい。
1R、矢吹は落ち着いて良い左。
チャコンも矢吹の左に右クロスを狙っている。
矢吹の左ボディーをチャコンは少し嫌がっている。
パワーは矢吹が上だ。
矢吹右カウンター。
10-9矢吹
2R、矢吹の右カウンターはナチュラルで一番の武器。
チャコンも右クロス狙い終始もまたも矢吹右クロス。
チャコンも必ずパンチ合わせてくる。矢吹が攻撃時にワイドオープンになる時は少し怖い。
10-9矢吹
3R、チャコン開始からプレッシャー強めてくるが、矢吹は左で止める。
そしてクロス。
完全に右クロスタイミングが合っている日だ。
チャコンがパンチ合わせてくるので矢吹はロングから間隔早いワンツー放つ。
もう少しボディー打ちたいが、チャコンが合わせてくるのでうかつには・・・。
10-9矢吹
4R、矢吹広いスタンスと硬いジャブでチャコンを入れない。
何度も記すが、矢吹の右カウンターは本当にドンピシャ。まさに矢吹丈!
チャコンのリターンは怖いが、ボディー打てば倒せそうだ。
10-9矢吹
5R、矢吹依然良い左と右カウンター。
チャコンも微妙に芯を外しているのか??タフで未だ怖いパンチもある。
10-9矢吹
6R、チャコンは状況打破のためにややファイター化して入っていくが、距離が遠く矢吹にいなされる。
矢吹もナチュラル防御勘がある。飛び込んで左フック。
そしてチャコンはボディーが効いている。
10-9矢吹
7R、チャコンはガード固め攻め入るが、矢吹は出鼻に左。
そして右を打ち下ろす。これは拳に手応えが有っただろう。
ワンツー、追撃の左。
追っていく矢吹。
連打から冒頭の打ち下ろしの右でダウンを奪い、立ち上がったチャコンにまたも打ち下ろしの右で2度目のダウンを奪う。
10-7矢吹
8R、前回ゴングで救われたチャコンへ左ヒットから連打を仕掛け、右打ち下ろしでダウンを奪う矢吹。
チャコンはボディーが相当効いているが、辛うじて生き延びる。
10-8矢吹
9R、矢吹は前のラウンドの連打でこの回は無理しない。
手数を抑えるがチャコンの攻撃は完全に見切っている。
10-9矢吹
10R、この回も無理しない矢吹は左で機会をうかがう。
左ジャブのタイミングで左アッパー。
左ジャブでチャコンは大きく腰を落とし、片膝付くがノーカウント。
ワンサイドで止めても良いと思うが・・・。
10-9矢吹
11R、矢吹右アッパー、チャコンボディーが効いており、正に生殺し。
丁寧さを失わない矢吹。
右カウンターからの連打でようやくストップを呼び込んだ。
(11R2:35TKO)
矢吹の完勝だったが、やや後半勝負に出なかった理由は両拳の痛みと判明。
バンテージ職人ニック永末バンテージ装着でもか・・・。
まぁニック氏のお陰で事なきを得たと捉えたい。
強豪相手に完勝。これは評価に値する。
良い左と相手を無力化した距離感。天性の右クロス。
欲を言えば左レバーをもう少し放ちたかったが、矢吹のみが感じる危険さがチャコンに有ったのだろう。
それにしてもベネズエラの強豪に技術でも完全に上回るとは。
このクラス寺地が異次元なだけで矢吹も立派な世界トップクラスの力がある。
さて次戦はIBF世界タイトル戦だ。
IBF王者はジベナティ・ノンティガ(南アフリカ)
ハーンと契約する王者。
技巧派で、当てにくい標的だが、攻め入られるとモロさも感じさせる。
矢吹も減量は決して楽ではないだけに日本に呼べれば良いのだが。
