12月1日女子世界戦が行われる。

この試合が日本女子ボクシングの浮沈を握る事になるかもしれない。

WBO世界スーパーフライ級王座決定戦。

晝田瑞希(三迫)VS谷山佳菜子(ワタナベ)

入江聖奈に敗れ五輪出場はならなかったが、トップアマからプロ入りした晝田。

前戦でダウンを喫したことも有るが、そのレベルは国内では抜きん出ている。

スピードあるサウスポーでフィジカル、運動能力は他の追随を許さない。

更にセルフプロデュースに余念なく、独自路線を歩んでいるが、これには賛成しかない。

キャラは十二分にたっている。

「世界女子王者」の肩書がトリガーとなり、各メディアへ取り上げられて欲しいものだ。

以前記したが、女子ボクシングプレイクは、五輪メダリストプロ入り、また「アイドル並のルックスボクサー」の誕生。

後者はアスリートにとり失礼であるが、残念ながら現実。

他格闘技になるが、ルックス、キャラに秀でている選手は、マスコミに取り上げられSNSのフォロワーも多い。

ただ現在国内女子ボクシングに確実に風は吹いている。

東京五輪で二人のメダリスト誕生。

その後の入江の各メディアでの活躍は、相当の効果を生んだ。

ただ国内ではとても五輪メダリストを受け入れるグラウンドは整ってはいない。

是非インパクトのある内容でニューヒロイン(晝田)の誕生に期待したい。

また真摯に格闘技へ取り組んできた谷山の健闘も祈りたい。

12月1日興行はオール女子カードで構成されている。

彼女たちの営業努力により、相応の観客が訪れるだろう。

この努力に花が咲く日を見届けたいものだ。