11月1日に行われる豪華興行。

まず注目の3カードの内、セミとセミセミの2カードを簡易予想。
WBO-AP-L
吉野修一郎VS中谷正義
ある意味裏メインというべき一戦で、予想が最も難しいカードだ。
構図としては格上である中谷が吉野の王座に挑むという一戦。
王者吉野。東洋レベルではフィジカルもパワーも感じさせる。
堅固なガードをキープしながらパンチを繰り出せるのは、柔らかい上体を利しているから。
あの状態から強いパンチを繰り出せるのは、見事。
その昔エドウィン・ロサリオはそれが出来た選手だった。
流石にロサリオ程のパワー、キレはないが、吉野も大きなパンチにショートを混ぜたり、パンチ軌道も多彩。
ただ最近は以前ほどのパンチのキレに欠ける感が気になる。
現状無敗(15勝(11KO)と底を見せていない点は期待感を抱かせるが・・・。
対する中谷正義。
ことキャリアという点では吉野を大きく上回る。
関西時代にOPBFを11度防衛、ブレイクのきっかけを掴んだテオフィモ・ロペス戦の大健闘。
米国でフェリックス・ベルデホに2度倒されながらも逆転KO勝ちし、ロマチェンコと拳を合わせるまでに至った。
長身から放つパンチは意外に堅く、見た目以上のタフネスさも有している。
試合はややスロースターターの気が有る吉野に対し、中谷がペースを奪いスタート。
中盤から吉野も諦めずに肉薄し、混戦模様。
ただ前半の貯金で中谷が逃げ切る(判定)と見る。
何れにせよ小差のスコアと思われる。
キーパンチは中谷のジャブと右ストレート。
吉野は左フック。
WBO-LF
ジョナサン・ゴンサレスVS岩田翔吉
現在帝拳ジムには世界王者不在という一大事。
岩田にとり世界王座獲得は至上命令。
本来ならゴンサレスは京口との統一戦も噂されていたが、帝拳&オールスターボクシングパワーでゴンサレスを確保した。
ゴンサレスは小柄なサウスポーの技巧派。
小柄な身体を利して相手からすると打つところが少ない。
旺盛に動きサウスポーの利点を生かしたカウンターに活路を見出す戦法。
ただパワーには欠け、キャリアKOの多くはデビュー直後に稼いだものが多い。
パンチへの耐久性も並以下。アゴもボディーも強いとは言えない。
ずばり狙い目の王者。
岩田も世界レベルとの対戦経験に欠けるが、ベーシックなスタイルからの右には自信を持っている。
スタイル的に一本調子の岩田が空回りする可能性も感じるが、国内開催という事もあり自信をもって攻め入れば、後半KOで王座奪取とみる。
キーパンチはゴンサレスは左ストレート&右の返し。
岩田は右ストレート。左レバーが繰り出せれば面白い。
本来ならば時期尚早な挑戦だが、このクラスの人材不足も有りタイミングとしては良いのだろう。
もし岩田戴冠となれば、是非一度パスした矢吹との防衛戦を観たいが、3150系の選手とは交えないのかな??