「史上最強バンタム級」「黄金のバンタム」エデル・ジョフレ氏が86歳の生涯を終えた。
エデル・ジョフレ。
間違いなくバンタム級史上最強と断言できる。
ボクシング観戦歴が浅かったころは、1位サラテ、2位ジョフレ、3位オリバレスの順位だったが、ボクシング歴を重ね、ジョフレの映像を紐解いていくうちに確信した。
バンタム級史上最強はジョフレ。誰も彼には勝てない。
これは現代の井上尚弥を観てもこの評価は変わらない。
ということは自分が存命中にジョフレを超えるバンタム級ボクサーは生まれない。
また井上を超えるバンタム級選手誕生もまずないだろう。
ジョフレの偉大さは、そのコンディションつくりの巧さも高く評価したい。
前途のサラテ、オリバレスまたはサモラらの天才ボクサーらは、ラテン気質からよるコンディション作りの甘さが有った。
ジョフレはベジタリアンでもあり、暴飲暴食とは無縁であったらしい。
イメージで語ることに躊躇するが、誘惑の多いブラジルにあって自らを律する心の強さが有った。
アマ戦績:148勝2敗(メルボルン五輪出場)
プロ戦績:72勝(50KO)2敗4分
獲得タイトル:世界バンタム級王座(8度防衛)、WBC世界フェザー級王座(1度防衛後、返上)
F原田に敗れた後、「引退」したが、3年後に再起。そして原田戦から7年後。
当時としては異例の37歳の時に世界フェザー級王座獲得。
初防衛戦で全盛を過ぎたとはいえあのビセンテ・サルディバルを4Rで倒した。
ジョフレは40歳まで戦い続け、終ぞ底を見せることはなかった。
鉄壁のガードから鉄腕パンチを振り抜くジョフレ。
原田戦ではややスピードに欠けて見えるかもしれないが、是非ジョフレの他の試合を観て欲しい。
これは井上尚弥でも勝てないな・・・と必ず思っていただける。
ホセ・メデルとの打ち合いなど正気の沙汰でない。
この逞しさは現代ボクサーにはないものだ。
偉大なるエデル・ジョフレ氏のご冥福をお祈り申し上げます。
計画が有りながら原田氏との再会が叶わなかったのが残念だが、丁度1年前、リモートで「再会」出来たことは良かった。
こう立て続けの訃報。
「元気がないので何も出来ない」
というかジョフレ氏らの喪に服すために2~3日ブログお休みいたします

