OPBF-B 栗原慶太VS千葉開
1R、栗原は硬そうな左を突いていく。
対し千葉は強打栗原の標的にならぬように徹底的に動く。
ただ栗原の左が良いので、いつか右が当たりそうな予感。
10-9栗原
2R、栗原は右クロスも放つ。ジョー興行でこのパンチとはわかっているわ。
足を使う千葉だが、出鼻に左フックと刃も忘れていない。
栗原は右ストレートのタイミングでアッパーを放つ。狙いは悪くないが・・・。
ヒット&ウェーの千葉へ強引に攻め入る栗原。力みも感じるが、パワーは数段上。
10-9栗原
3R、良く動く千葉。栗原はボディーを攻めたいが・・・。
栗原の右が当たらない。ならばと返しの左に意識をする。
千葉が早い出入りの中からパンチを当て始める。
10-9千葉
4R、距離は千葉の距離だが、栗原も肩を入れパンチを深く放つ。悪くない。
ようやく左レバーも放つ栗原。
終盤左フックヒット、強引に後続打を繰り出すが、空振り。
スタミナを使うパターンだが、この姿勢は必要。
10-9栗原
5R、ポイント不利の千葉は出てくるシーンも増える。
これは栗原ウェルカム。
全体的に大振りも目立つが、左レバー、右ボディー迎え打ち。
あとは上への右だが・・・。
10-9栗原
6R、千葉はパワーレスだが、良く動きガードも硬い。
また自身的を小さくする術を持っている。
栗原の身体が固くなる瞬間にパンチを当てるなど狡猾。
栗原はノーガードや残り時間を気にするなど疲れが見える。
10-9千葉
7R、疲れの見える栗原を左で追っていく千葉。
対し栗原は依然としてスラッガースタイル。
千葉は続けざまにパンチを当て攻め上げる。
番狂わせの予感が高まる。
10-9千葉
8R、栗原左で立て直しを図るも強気の千葉に攻め入れられる。
危険なタイミングでの被弾が増える。
栗原は反撃に意識が有り、防御面無策。
千葉のパンチでも数を貰えば蓄積する・・・。
ゴング前にも右を多数貰い危険なシーンに陥る。
10-9千葉
9R、攻め入る千葉。中盤栗原をロープへ詰め、手打ち連打。
栗原の大きなパンチを完全に見切っている。
栗原スタミナも渇水気味。
10-9千葉
10R、栗原も力振り絞り出るが、千葉に出鼻を叩かれる。
そして細かくしつこい手数に防戦一方。
再三顎が上がる。
栗原の身体の硬さが防戦の際に弱点として出る。
中盤突如栗原が20発余りの連打を繰り出す。
全てスラッガースタイルのパンチ。
栗原の底力を感じる。
ポイントは終盤も攻め上げた千葉だろうが、心情的に栗原へ付ける。
10-9栗原
11R、左と動きで翻弄した後にスクランブル攻撃でダメージ蓄積。
千葉の攻めはえげつない。
栗原危険な貰い方の連続だが、気力でパンチ交換でストップを免れている。
凄い試合だ。
10-9千葉
12R、スタートから頭を付けて出る千葉。
これはストップだろう。即座に主審がストップ。
栗原は崩れ落ちる。
壮絶な試合に決着が付いた(12R0:50TKO)。
まさか千葉が強打の王者栗原を破るとは、番狂わせだ。
千葉はとにかく動き勝ち。
堅実な防御とショート連打は王者と対称的なスタイル。
往年の世界王者戸高秀樹を思わせる動きだった。
右と左の差は有るが、さしずめ戸高VS名護の様な試合か!?
ダメージ蓄積の栗原は心配な負け方。
まだ魅力的な栗原の試合を観たい気持ちは有るが、選手生活続行に対しては、冷静な判断が必要だ。
勝者千葉:15勝(9KO)3敗
敗れた前王者栗原:16勝(14KO)8敗1分
