昨夜は後楽園ホールへ「世界戦」(WBOーMM)観戦に。
しかしこれ程までに心躍らないボクシング観戦も初めて。
言わずもがな「元挑戦者」の計量失敗。
この興行の中継を担った「ひかりTV」解説のバレンタイン細川は、元挑戦者は「17時半の計量にオーバーして試合中止」が望ましいと自分と全くの同意見を述べてくれた。
「ひかりTV」に続けて呼ばれている身だが、この勇気ある発言。バレンタイン細川に拍手を送りたい。
ただ元挑戦者は当日軽量で50.6kgを示し、試合は行われる事となった。
会場に流される煽りVのシラケル事といったらない。
映像スタッフもかわいそうだ。本当に罪深いことだ。
こうなれば谷口全力応援で観るのが吉。
相応の不安を抱えながらゴングを待ったが、結果谷口の完勝と万人の望み通りの結果となった。
1R谷口もまず様子見。打てる体勢となっても打たずにタイミング図る。
また繰り出すパンチは軽めの伸ばし切らないもの。
ただこの日の谷口は動きが良かったし、身体の力の抜き具合が素晴らしかった。
横に動かれると何もできない相手に対し、素早い動きでサイドへ廻り左。
また運動能力の高さを見せ、ダッキングで一本調子の相手パンチを空転させた。
相手は谷口の動きについて行けない。谷口は自らの動きで相手を自身の打ちやすい場所で誘導。
難なくパンチを当て削り続ける。技術差はとてつもなく大きかった。
ストレートも切れており、角度の付いたパンチ(アッパー)も効果的。
ボディーも明らかに相手は嫌がっていた。
途中何度か染谷主審が止めるかなとも感じたが、試合は11R2:29TKOで谷口が初防衛に成功した。
ポイント差(自分は3Rのみ元挑戦者)も考量してレフェリーストップが入ったが、何の問題もない素晴らしい判断だった。
谷口にとり気持ちの持って行き方が非常に難しい一戦だったが、見事な精神力と高い技術を見せた。
会場はほぼ満員。ビジネスを考えれば試合挙行なのだろうが、自分はやはり反対だった。
ワタナベジムは王者谷口に対し最大限のケア(物心両面)をすべきだ。
谷口将隆選手、日本拳闘界の危機を救ってくれたことに敬意を表します。
本当にありがとうございました。
他試合は後日(武居由樹は圧巻の出来だった!)









