産経新聞で連載されていた輪島功一「話の肖像画」
その中で最強の対戦相手はミゲール・デ・オリベイラ(ブラジル)と断言。
久しぶりに輪島との2連戦を見返してみた。
やはりオリベイラは強く巧い選手。よくぞこの相手に互角以上に戦い抜き勝てたものだと輪島の強さを再認識した。
オリベイラ。輪島よりフレームも一回り大きく、ガードは強固。
アマ仕込み(アマ戦績45勝2敗1分けとの事)の防御技術も多彩で首振りやボビング。
また現代に通じるL字の動きも垣間見せる。
攻撃面も多彩な左を器用に繰り出し、コンビ、手数も豊富。
打ち抜く右はやはりパワーも感じさせる。
攻防兼備でオーバーでなく同国の先輩ジョフレの香りすらした。
当然70年代戦士が身に付けていたタフネス、スタミナも完備。
輪島との再戦敗退後、空位となったWBC王座に就いたのも納得の実力者だ。
ただ一方これ程の強敵を再戦で明白に下した輪島の地力も評価したい。
身体の動きを利して空いているところを打つ技術は天性の物。
改めてあのエネルギッシュな攻撃に驚愕する。
正に全身全霊。炎の男。あの時代の男たちが熱狂するわけだ。
お正月に良いものを再見できた。
今年は「炎の男」で乗り切ろう。もう「種火の男」だけど🤣🤣🤣
「オリベイラ選手は間違いなく、私がボクサー人生で対戦した最強の選手でした。
今年(2021年)10月15日に74歳で亡くなったとの報道に接し、心から冥福を祈りました(輪島功一)」

