本日は両国国技館へ二大世界戦観戦に(井上尚弥&谷口将隆)

 

小雨の中、会場到着。

 

検温を経て入場すると、そこには井上Tシャツを買うための長蛇の列。

 

今回の物は色も好みの為、自分も購入。希望のLサイズを手にすることが出来た。

 

気になる白のドレスコードは?特にスタンド席ではあまり見かけなかった。

 

コロナ対策で入場制限をかけているが、最終的には約75%の席が埋まった(目勘定)。

 

ただ気になった点が、会場に用意されたモニターに「試合の再生シーン」が一切映らなかった。

 

配信への配慮だろうが、スタンド席の自分はとにかくリングサイド席15万円のお客様のことを考えたら

 

これは駄目だな。

 

会場のだれもがKOパンチはもう一度見たいのに、大枚はたいたお客様がその場面を享受出来ないのは違うと思う。

 

現場のお客さんを第一に考えて欲しい。

 

井上尚弥VSアラン・ディパエン(WBA-IBF世界バンタム級タイトルマッチ)

 

挑戦者を瞬殺すら予想されていた井上尚弥だが、慎重なスタートを切る。

 

相手をよく見て左ジャブ中心。ただスイングした左フックで会場がどよめく。

 

空振りしても良いという感じで放ったパンチだが、これが当たればひとたまりもないだろうという切れ味。

 

2Rもジャブ中心の組み立て。

 

4R、左は実に速い。タフなディパエンを削り始める。

 

6Rも上下にパンチ集めるが、ディパエンはタフ。それどころか強気に打ち返してくるシーンも。

 

井上の過去の挑戦者ではそうそういなかったパフォーマンスを格下とみられていた挑戦者が演じている。

 

このタフな相手を倒すのは容易ではないが、井上は様々な工夫をする。左アッパー連打。ガードの上から攻めさせてカウンター。

 

ドネアフックも繰り出す。7Rにはサウスポースタイルからの左。やはり井上は右拳を痛めたのだろうか・・・。

 

8R、井上の右から左フックが決まり、ようやくダウンを奪う。

 

吹っ飛ぶダウンから立ち上がったディパエンに左フックが決まると主審は即ストップを宣告。

(8R2:34TKO)

 

一番近くで見ている者の判断だから妥当と言うしかないが、もう少し井上の攻めの時間を見極めても良かったかな??

 

試合後のコメントを見るように井上自身は納得のいかない内容だろうが、ディパエンのタフネスを褒めるべき。

 

あの井上のボディーに耐えるとは想定外のタフネスを誇る戦士だった。

 

敗れたがディパエンの評価が上がった。

 

一方井上尚弥。拳は平気かな?

 

拳保護に長けていると言われるグラントグローブを使用していたけれど、ディパエンの石頭を殴ると・・・。

少し心配だ。

 

ただ8Rまで試合が伸びたことは、配信チケット購入の方々にとっては良かったのではと思う。

セミ

ウィルフレド・メンデスVS谷口将隆(WBO世界ミニマム級タイトルマッチ)

 

1Rから谷口がスピードで圧倒。

「サウスポー同士は右が良い方が勝つ」の格言通り、速い右で主導権を握る。

王者のダックに左を併せる。

 

そして2Rに値千金のダウンを奪い、完全に流れをものにした谷口。

 

メンデスは打ち終わりに上体を流すために、谷口のクイックな攻めが機能する。

また4Rにはロープに詰めての攻撃。世界初挑戦で詰めの甘さを露呈したが、その教訓を活かした積極的な姿勢。

 

相手の追い方も実に頭脳的だった。

 

完全にポイントリードの谷口は、5R大きくサークリング。

 

また6Rにはメンデスのパンチを浴びたが、打ち返す姿勢を見せる。この回はメンデスのホールディングに減点1。

 

なかなか厳しい裁定。これで谷口の勝ちはほぼ確定と思われたが、メンデスも8R強いパンチで谷口の動きを止める。

 

9Rも右で立て直す谷口のボディーへ強い右を放つ。

 

ただポイントリードの谷口のスタミナが枯れることは無く、11R左カウンターから一気に仕掛けた攻撃に主審が試合を止めた(11R1:08TKO)。

自分の予想ではメンデスの判定防衛だったが、谷口の完勝だった。

 

TKOでの王座奪取は自信になるだろう。

 

一方敗者メンデス。谷口が良さを殺したとの見方もできるが、目を覆うばかりの低スペック。

 

残念ながらニ流王者と言わざるを得ない。