米国カリフォルニア州カーソンで行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチ
ジョンリエル・カシメロVSギジェルモ・リゴンドウ
※第二王者を認めないWBO。リゴンドウはWBOランカー(WBA王座を破棄)としてWBO王者へ挑む形。
1R、当然カシメロはプレッシャーをかけていく。
但し力みか当日体重の重さか?スピードがない。
相対的にリゴンドウが速いからか?
リゴがスリップを喫した処に追撃。これは主審のミス。
再開後もカシメロはアタック継続。
10-9カシメロ
2R、リゴは前のラウンドとステップを変える。
大きくサークリングし、肩を水平に振り、カシメロのパンチを事前察知。
早くも見切り始めた。
左を上と下に一発ずつ入れたリゴのラウンド。
10-9リゴンドウ
3R、リゴは右とステップ。
右ジャブ出しながらバックステップ。
またステップ速度を可変させている。左アッパーは見せパンチ(けん制)。
動くリゴにカシメロのフックが浅く入り、カシメロの攻勢。
10-9カシメロ
4R、リゴややステップを止め気味でカシメロを引き付ける。
そこへ左カウンターボディー。更に上下に左。
リゴのカウンターのタイミングは合っている。
10-9リゴンドウ
5R、リゴの見せパンチを構わずカシメロはアタック。
クリンチ際でもラフに攻める。
アッパーが軽く入る。
10-9カシメロ
6R、カシメロスタートからプレッシャー。
右から左フックと強引に攻める。
リゴは手出ないが、後半右リターンジャブと左アッパーカウンターのリゴのラウンド。
10-9リゴンドウ
7R、両者挑発も試合はエキサイトせず、左ストレート上下とリターンジャブのリゴのラウンド。
カシメロのパンチは当たらないし当たる気配もない。
10-9リゴンドウ
8R、スタートでカシメロ何とか距離詰めるが、リゴの足のスピードが上がるとダメ。
相変わらずの左右へのステップと肩振りでカシメロの攻撃を無力化。
後半、左ボディーを入れ、アグレッシブだったカシメロのラウンド。
10-9カシメロ
9R、カシメロ攻めの姿勢も攻撃よりも防御メインのリゴに当たらない。
リゴ前の手は動かしているが、手数少ない。
10-9カシメロ
10R、カシメロ序盤攻勢にリゴも左を返したが、またも足。
遂には軽打になり、余力を動きへ配分。
ただリゴがゴング前に左カウンター好打。
10-9リゴンドウ
11R、徹底したサークリングのリゴにカシメロは空振り。
振り分け採点ならリゴの右ジャブか・・・。
10-9リゴンドウ
12R、リゴ序盤に左ストレートと右ジャブカウンター。
向かい合い状態から左ストレート。
これで抑えたと思ったのか、中盤以降は徹底して被弾防ぐ防御動作でゴング聞く。
10-9リゴンドウ
発表された採点は116-112、117-111、113-115の2-1でカシメロの判定勝ち。
(自分のTV採点は115-113でリゴンドウ)
技術的には大人と子供。予想通り大きな開きが有ったが、採点結果はこれで良いと思う。
リゴンドウの技術に惚れている自分もこれでリゴンドウの手が上がるには抵抗が有る。
なぜ中盤に印象的な左を繰り出さなかったのか?
出せば勝てるのに・・・。
観客のブーイングを浴びようとセコンドが鼓舞してもマイペース。
それがリゴンドウなのだろう。
自分は井上尚弥にとりリゴンドウは一貫して「触らぬ神に祟りなし」だったが、これで井上がリゴンドウと拳を交えることはないだろう。
正直ほっとした。
悪役ヒールとして振る舞ってくれているカシメロと井上の対戦が早く観たいが、来年5月ころかな?
