東京五輪ボクシング

 

【男子フライ級】決勝

ガラル・ヤファイ(イギリス)VSカルロ・パーラム(フィリピン)

 

ヤファイはスタートダッシュに強い。

想定済のパーラムは相手オープニングパンチを大きくかわす。

序盤はパーラムのパンチがインサイドから捉えていたが、ヤファイがロープへ詰めて左を直撃するとパーラムはダウンを喫してしまう。

 

2R~自身のスタイルをかなぐり捨てて角度あるパンチで迫ったパーラムだが、ポイント差考慮で逃げ切りスタイルのヤファイには届かなかった。

 

4-1判定でヤファイが金メダル獲得。

 

残念ながら銀メダルに終わったパーラム。是非3年後のパリを目指してほしい。

 

【女子フライ級】決勝

 

ストイカ・クラスティバ(ブルガリア)VSブセナズ・カキログル(トルコ)

 

サウスポー同士の両者。

一見似かよったスタイルだが、足を使うカキログルに対し、クラスティバは相手をよく見て迎え撃つ。

バランスの差&細かい技術の差が出て、ラウンド毎にクラスティバにポイントが流れていく。

 

5-0判定で並木に勝ったクラスティバが金メダル獲得。

 

両者ともフィジカルが強い。

並木の課題だな。

 

【男子ウェルター級】決勝

 

エベルト・ソーサ(ブラジル)VSオレクサンドル・キズニアク(ウクライナ)

 

今大会、自身のスタイル。文字通りノンストップで打ちまくり、勝利を収めてきたキズニアク。

ソーサ相手でも着実に任務遂行、金メダルに向け確実にゲームを進めてきた。

文字通りの横殴り。

旺盛なフィジカル&硬質パンチでソーサにペースを渡さない。

 

しかし3Rとんでもないハプニング。

キズニアクの左フックに対し、ソーサの左フックがカウンターでアゴに炸裂。

キズニアクが痛烈なダウン。

すぐに立ち上がったが、レフェリーはKOを宣告(1:29)

 

あのまま試合続行であれば、キズニアクの判定勝ちだっただろうが、ダウンは痛烈で立ち上がったキズニアクの足元は揺れていた。

こと打撃競技を前提とした場合、この裁定もありか・・・。

伏兵ソーサは奇跡の金メダル。五輪ボクシング史上でも稀に見る大逆転劇。

 

ロンドン銀メダルのファルカンに続き、二人目のミドル級メダリスト。

ブラジルはこの階級では持っているな。

 

【女子ウェルター級】決勝

 

ブセナス・スルメナリ(トルコ)VSグ・ホン(中国)

グ・ホンはスピードで上回り左からつなげる右ストレートもヒットさせる。

やや身体が固いがフレーム活かしペース握る。

 

ただ2Rスルメナリの連打を浴び、カウントを取られる。

スルメナリのヘッドギヤ再装着が2度ほど入り、グダグダの展開でスルメナリの前進にポイントが入り、3-0でスルメナリが金メダル獲得。

 

世界最高峰の争いでは少し寂しい内容、レベルだった。