昨年11月の戴冠以来、なかなか初防衛戦が決まらなかった中谷潤人。

 

世界初挑戦の試合も度重なる延期、5月大阪で予定された初防衛戦も延期と現役選手の中でも最もコロナ禍に振り回されている選手の一人だ。

 

その中谷の初防衛戦がついに決まった。

 

9月10日(米国時間)、米国アリゾナ州でWBOフライ級1位、アンヘル・アコスタとの指名試合。

 

この試合は入札予定だったが、直前で回避。

 

帝拳プロモーションは海外での試合を選択。

 

アリゾナ州は観客数に制限がない。国内開催より、王者自身の実入りが良いだろう(メインはオスカル・バルデス防衛戦)。

 

帝拳も中谷初挑戦試合は、大赤字だったと思われる。

 

俊才中谷への投資だと思えば、安いものと言いたいところだが、おいそれと勝負に出られるジムも少ない。

 

さすが帝拳。

 

このガリバーのバックアップは心強いが、お眼鏡にかなうことも相当ハードルが高い。

 

故、中谷が勝ち取ったポジションだ。堂々と権利を行使すれば良い。

 

規格外のフレームを有する中谷の転級は既成事実。

 

恐らくこの初防衛戦をクリアすれば、激戦区スーパーフライへの転向を宣言するだろう。

 

ただアンヘル・アコスタは強豪だ。

 

あのスラッガーと真っ向の打ち合いは得策ではない。

 

実にスリリングな試合となるだろう。