先日の山縣亮太の100m走9.95秒の日本新記録。

 

これも4年前に桐生祥秀が10秒の壁を破ったために、後続が続いた結果。

 

現在では何と4人の日本勢が9秒台を記録している。

 

アスリートは無意識にバイアスをかけている。

 

「日本人に9秒台は不可能だ」

 

ただ誰かがその壁を破るとそのバイアスが外れ、後続も続く。

 

男子マラソンもしかり、設楽悠太が日本最高記録を樹立した後、3年の間に次々と記録が更新されていった。

 

1億円という人参や厚底シューズ効果も有ったが、約16年間も破られていなかった記録が突破されるとそれこそ堰を切ったように。

 

その他のスポーツでもゴルフの松山英樹、渋野日向子に笹生優花。テニス大坂なおみ。

大谷翔平(バイアス外しは野茂やイチローだろう)と世界トップのアスリートたちが日本から生まれている。

 

我がボクシング。

 

20日に行われる井上尚弥防衛戦。

 

一時は海外で日本人王者が防衛に成功するなど夢物語。

 

ましてはパワーで圧倒し、一閃するなどそれこそ事件だ。

1985年渡辺二郎が韓国でKO防衛の快挙を達成したが、日本のボクサーの内弁慶ぶりは続いていた。

 

しかし怪物井上尚弥は、米国や英国でKO量産。

 

PFP上位に名を連ねるまでになった。

 

井上尚弥があと何年現役を続けるか不明だが、この快進撃は後進達に「俺たちもやれる」と好影響を与えることだろう。

 

また海外プロモーターの日本人選手リサーチは既に始まっている。

 

欲を言えば、井上に敵地タイで世界戦でも行って欲しい思いもある。

 

相手や報酬面で実現の可能性は低いけど、「鬼門タイ国」のバイアスを取っ払って欲しい。