WBA世界ミドル級には、二人の王者がいた。
WBA世界ミドル級スーパー王者:村田諒太
WBA世界ミドル級暫定王者:クリス・ユーバンクJr
そしてこのクラスには、WBA17階級で唯一、いわゆる「正規王者」がいない。
普通に考えれば、クリス・ユーバンクJrを昇格すればよいだけの話だが、WBAがそんな真っ当なことをすることがない。
WBA世界スーパーウェルター級王者・エディスランディ・ララと8位トーマス・ラマナとの一戦を「正規王座決定戦」としてセット(5月1日米国カリフォルニア州カーソン)
コロナ禍で承認料激減。
ここは目をつぶろう。ただ歴史あるWBA世界ミドル級王座がね・・・。
エディスランディ・ララ:27勝(15KO)3敗3分 34歳 身長175cm リーチ191cm
トーマス・ラマナ:30勝(12KO)4敗1分 29歳 身長185cmリーチ188cm
1R、ララは重心を下ろし、自身の頭位置をかなり低くセット。
規格外のリーチで右を突き刺す。
長身で打点の高そうなラマナは面食らって、動きが固い。
こうなればララマジックに何もできない。
ララはワンツーのタイミングを変え放つ。
ゆったりとしたワンツー、間隔の早いワンツー。
手応えのある左も入る。キラーパンチは左に決定。
最後は左がラマナの左耳付近にヒット。
食らう寸前にラマナは左を向いたため、何とも痛そうなタイミングでこのパンチを被弾し、痛烈なダウン。
即座に試合は止められた(1R1:20KO)
技巧派ララと白人ボクサーの対決にしては、意外なほどの瞬殺劇。
正に能の序破急。リゴンドウのような左KO勝利だった。
この試合で30万ドルを稼いだララ。さすがPBC。
技巧派で打たれないだけに金属疲労が少ない。
誰もが嫌がるスタイルのララ。いい仕事するな。
村田はガン無視でGGG戦へ!

