彷徨う拳。個人的にはわがままな拳。

 

高山勝成に何と世界再挑戦の機会が訪れた。

 

舞台はなんとカネロVSサンダースのセミファイナル?

 

5月8日米国・ダラス(有人観客OK州)でWBO世界ライトフライ級王者・エルウィン・ソトへ挑戦するという。

 

何とも驚き。

 

何だかんだやはり高山は持っている男だ。

 

NGなし男の異名発揮だ。

 

普通この状況、タイミングで受けることは躊躇するが、年齢的にも時間がない高山は勝負に出る。

 

高山が海外、メキシカン相手との対戦で思い浮かべるのは、2013年3月、敵地メキシコでマリオ・ロドリゲスとの激闘を制し、見事IBFミニマム級王座に就いた試合。

 

この激闘も今回、挑戦者として選ばれた要因だろう。

ただ挑む王者のエルウィン・ソトは強い。

 

強打アコスタからの王座奪取は、我々を驚かせた。

 

攻防に優れ、高山の動きにも対抗出来るほど身体の動きは速い。

 

動きを伴い繰り出すパンチも実にスムーズで、ジャッジへのアピール度も高い。

 

左フックのリターンや右パンチも強く、京口、寺地とも充分に対抗できる選手。

 

その実力で、マッチルームとの契約までこぎつけた。

 

24歳と若く、残念ながら高山とは勢いが違う。

 

ただ我儘な拳の持ち主は、仮に敗れても王座を狙い続けるのだろう。

 

例え地の果てのリングでも。