9月に帝拳ジム入りした藤田健児の試合が決まらない。
「緊急事態宣言」で更に遠のきそうだ。
高校二年で全日本を制した彼の試合を観た時、正に天才児誕生を確信した。
その後、大学へ進み、全日本を2度制覇、アジア選手権メダル獲得を果したが、彼のポテンシャルからしたら物足りなさを感じもした。
採点競技なので自分自身の力だけでは如何ともしがたい面も有るのだけど。
東京五輪出場の芽も潰え、俊才村田昴ら4名で帝拳ジム入りした藤田だが、コロナ禍でプロデビュー戦が決まらない。
現状、国内で日本人相手のデビュー戦を模索しているのだろうが、誰も手を挙げないだろう。
焦る藤田はSNSで某日本タイトル戦の動画を上げ「デビュー戦でいいからやってくれ」
ルール上あり得ないし、通常時なら大反対だが、実現したら藤田がポイントアウトしてしまうだろう。
スパーと実戦が違うのは明白だし、自分の考えも輪島功一と同じ「練習より本番に強い選手」だが、藤田練習時のイマジネーション 溢れる動きに期待せざるを得ない。
「己を知っている者は強い(輪島功一)」
藤田自身の持ち味は、パワーではなく動きとスピードだ。
狙うクラスがクラスだけに乗り越えていくモノは多いが、その動きと上質な技巧を世界の舞台で披露して欲しい。
そのポテンシャルは充分秘めていると思う。
