協栄ジムの会長であった金平桂一郎氏のYOUTUBE番組に興味深い話がアップされていた。

 

「渡辺二郎さんに井上尚弥の事を聞いてみた!」

残念ながら現代のマスコミにおいてはタブー扱いとなっている渡辺二郎。

 

ただ現役時代からその卓越した理論は定評があり、各ボクサーらの分析、また自身の戦略構成、プランニングは抜きん出ていた。

またコンディショニングにおいて10年は先んじていたと思う。

 

その渡辺二郎が井上尚弥を語った(要約)

 

「まずは日本にあれだけ素晴らしい選手が出て来たというのは、日本の誇り」

 

「井上の強打とテクニック、落ち着いたリング捌きを高く評価している」

 

もし井上尚弥と戦えば?

「(どちらが強いとかの論ではなく)仮に拳を合わせる前提として」

 

「(井上は)LF級上がりなので骨格は大きくないので(体重別の無い)日本拳法出身の自分は体格負けはしないと思う」

 

「(不得手というわけではないが)井上はサウスポーとの対戦が少ないのでは?」

 

「左ジャブが素晴らしいが、自分は(右利きのサウスポーで)ジャブを殺すのは得意」

 

「相手のパワーは評価するが、日本拳法で重い選手との対戦も多い自分とは充分面白くなる」

 

「井上の右ストレートと自分の右フックの勝負になる」

 

「自分が優れているとか、全盛時代なら勝てるという事ではなく、あれだけ素晴らしい選手とはだれもが拳を合わせたいと思うのは当然」

 

「いざとなればド突き合い(打ち合い)をも辞さない」

 

「これからも井上尚弥並びに大橋ジムさんの御発展を陰ながら応援していきたい」(泣ける・・・)

 

そのクレバネス、コンディショニングで培われた技巧、強打をいかんなく発揮していた渡辺二郎。

 

言葉の端々に強烈なプライドを感じる。やはりボクサーはこうでなければ。

 

ただ気配りの人柄も相変わらず。自分には永遠のヒーローだ。

 

日本拳闘史上トップクラスの両雄が拳を交えたら?

 

当日軽量で井上尚弥の怪物的パワーは目減りするし、前日計量では渡辺二郎は恐るべきフィジィカルを作り上げるだろう。

 

6オンスグラブでの井上のパンチは凶器と化し、8オンスグラブでの渡辺二郎の防御壁は更に聳え立つ。

 

両者の試合をリアルタイムで観てきた自分にも結論は出ない。