昨日の井上尚弥の見事なKO防衛。
タフなモロニーのお陰で井上の良い面が多々見られた。
昨日も記したが、井上尚弥の強さは、決してパワーだけではない。
ベーシックな技術だけに大向こうをうならせる派手な物ではないが、堅実な防御。素早いポジショニング。
幼き頃からのハードワークによって培われたフィジカル、タフネス。
そして一番の武器は、フルパワーパンチを迷うことなく繰り出す強固な意志という事になろう。
「練習より本番で強い男を作る」輪島功一の金言。
練習やスパーでフルパワーパンチやセンスある動きをする選手は数多いるが、実際大舞台で再現できるかというと、対人打撃系競技に於いては、自身の被弾やスタミナなど諸々考えがよぎる。
この迷いなき攻撃と昨日披露した見事な攻防技術。すぐに強打を放てるポジションに身を置けるアジリティ。
井上尚弥はこのクラスでは敵なしだ。
噂されるカシメロ戦でも問題ない(唯一のジョーカーはリゴンドゥ。触らぬ神に祟りなし)。
さてこの井上尚弥怪物効果で、3日の京口紘人、6日の中谷潤人の世界戦にも好影響を与えて欲しいけど、怪物井上尚弥と比べられるのは彼らが可哀想だ。
同じく名古屋の俊才田中恒成なぞは、井上尚弥がいなかったら、日本人ボクサー最強の座に就いていたのは彼だっただろう。
ただこの井上尚弥の試合を観られる時代に存命していたことは、拳闘支持者として本当に幸運だ。
大好きだったリングサイドクラブの方々に見せたかったな。
きっと天国の特等席から観ていたよね。小原会長、藤田さん、平山さん!

