昨夜は後楽園ホールへボクシング観戦に

 

久し振りのボクシング観戦。

 

チケット半券に名前と連絡先記入、入場時の検温などを得て入場。

 

カード終了時ごとの除菌作業など関係各位には頭が下がる。

 

セミ:中川兼玄(三迫)VS源大輝(ワタナベ)

 

スーパーフェザー級4位中川と元日本フェザー級王者源との好カード。

 

パワーで上回る源だが、パンチの打ち終わりの体勢が悪すぎ。

 

打ち終えた後、上体、頭が残りその場で停止。

 

そこへポジションを変えた中川の右が飛んでくる。

 

6R源は打ち出しの遅さをカバーすべく、ガードを下げた体勢からの攻めでこの試合唯一のポイントを抑えた(私採点)が、このラウンドでスタミナ渇水気味になり、7、8Rも中川のラウンド。

 

三迫ジムらしくポジション取りに注力し、自身の長いリーチを活かした右ストレートが再三源を捉えた。

中川は5勝6敗からこれで5連勝。同僚の佐川の様に化けるかな??

 

メイン:勅使河原弘晶VS河村真吾(OPBF-SB)

 

勅使河原のOPBF王座4度目の防衛戦。

 

輪島ジムから三迫ジムへ移籍した勅使河原がどの様な変貌を遂げるのか?興味深い一戦。

 

今日のテーマはコーナーから指示が飛んでいた「ポジション(距離)と頭の位置」だった様だ。

 

スタート。今迄なら積極的に仕掛ける勅使河原だが、距離とポジションに留意し、相手の攻撃にパンチを合わせるしかない河村をイラつかせる動き。

 

絶妙のフェイントで勅使河原の右がいつ飛んでくるか、また顔面なのかボディーなのか河村は分らなかっただろう。

 

あえてなのだろうが、左が少ない為、右の的中率が低かったが、少しプレスを強めて攻撃すると河村はキャンバスへ。

 

6R二度のダウンを奪いTKO勝ち(6R1:40)。

今迄の勅使河原なら強引に攻め入り、もっと早いラウンドに倒していただろうが、本日のテーマはそれではない。

三迫ジム加藤トレーナーとの新コンビでニュー勅使河原が生まれそうだ。

 

ところでコロナ下でボクシング興行。

 

入場者規制は理解できるが、総試合数4試合は緩和できないものか?

 

これでは明日を担う若いボクサー達のプレゼンの機会がまるでなく、競技人口の減少が心配。