先日盤石の内容で国内王座2度目の防衛に成功した佐川遼。

 

WBCフェザー級ランク入り(8位)していることも有り、一部で世界の声も聞こえてきているが、過去の日本の同系と思われるフェザー級近辺のボクサーらとの比較検証を行ってみたい。

 

同系と言っても思いつくまま。

いわゆるオーソドックス。右ストレートが主武器の選手との比較。

 

西城正三:シンデレラボーイ西城。天才柴田は別にしてフェザー級最頂点という事で。

スピード10-9西城

パンチ 9-8西城

タフネス 8-8

スタミナ10-9西城

テクニック10-9佐川

※技巧では50年前の西城を上回っているが、キャリアとハート面が段違い。

佐川のキャリア不足(海外選手との対戦は比国選手の1試合のみ)が気になる。中盤~西城が圧倒する。

 

安里義光(175cm):主戦はJL級。和製アルゲリョとまで言われた強打は圧巻。

全盛時代は正に完璧な選手だったが、天才のムラッ気で世界に届かず。

スピード:10-9安里

パンチ:10-8安里

タフネス10-8安里

スタミナ9-9

テクニック10-10

※右の威力、コンビの完成度が段違い。安里が倒してしまうだろう。

 

竹田益朗:結局タイトルとは無縁ながらも二度の世界戦へ挑む。

右ストレートには威力を感じた。

スピード9-9

パンチ9-8竹田

タフネス9-8竹田

スタミナ9-9竹田

テクニック10-8佐川

※佐川の技巧が竹田を空転させる可能性も有る。

右の威力は良い勝負。

 

今岡武雄(175㎝):目立たない存在から開眼した選手。OPBF王座4度防衛が光る。

スピード10-9今岡

パンチ8-8

タフネス9-8

スタミナ9-9

テクニック10-9佐川

※総合力では今岡が上回るも展開次第では佐川が判定で逃げ切るかも。

 

 

金子大樹(175cm);規格外のフレームを有し、パンチの切れも有ったが、惜しくも世界に届かず。

個人的には再起を期待しているが・・・。

スピード10-9金子

パンチ10-8金子

タフネス10-8金子

スタミナ10-9金子

テクニック10-10

※フィジカルの差が出て金子が圧倒するだろう。佐川にとり最も相性が悪い対戦。

 

一貫性の無い採点の旨はご容赦。

点数だけだと金子がトップだが、個人的には西城、安里、金子の順。

 

佐川の技術は世界的にもトップクラスだろうが、タフネス、キャリア試されていない部分が多すぎる。

 

国内で丸田の様な難敵との対戦も良いが、状況が許せば海外選手との対戦を増やしたい。

強引に佐川の陣地に入り込んで来るタフな相手とどう対峙するか、見てみたい。

例えばセルバニア(カシミ)。

この選手を捌き切れれば本物だが、現時点で対戦となれば、佐川不利は否めない。

 

ただあのイマジネーション豊かな戦法は観ていて楽しい。

 

佐川遼の更なるステップアップを願いたい。

佐川のしなう右。ボディーアッパーも大きな武器だ。

(対阿部麗也戦)