ボクシングマガジン5月号に掲載された

ALL TIME最強は誰?誌上トーナメント」

 

私的で各階級の覇者を「考察」

※考察というか頑固な懐古主義なので思考停止かも?

 

フェザー級

 

ナジーム・ハメドVSテリー・マクガバン:偉大なるテリブルテリーを100年後のエイリアンと対決させるなんて悪趣味。

RING誌創設者ナット・フライシャーはPFPフェザー級1位にマクガバンを推しているが、御免なさい。ハメド判定勝ち。但しマクガバンは倒されない。

 

ビセンテ・サルディバルVSサルバドール・サンチェス:実に悩ましい対決だが、サンチェスが足と左で捌き切る。サンチェス判定勝ち。

 

ウイリー・ペップVSエウセビオ・ペドロサ:新旧ダーティー技の応酬だが、ペップの脚とパンチのスピードは異次元。大差判定でペップ。

 

ファン・マヌエル・マルケスVSサンディ・サドラー:マルケスの技巧?サドラーのフィジカルとパワーの前には通じない。サドラーKO勝ち。

 

サルバドール・サンチェスVSナジーム・ハメド:ハメドの強打にもサンチェスの鉄のアゴは耐えるだろう。スタミナの差が出て後半はサンチェスの独壇場。後半KOでサンチェス。

 

ウイリー・ペップVSサンディ・サドラー:両社は通算4度戦い、サドラーの3(3KO)1敗。よってサドラーKO勝ち。但しペップの防御はサドラーの動きを事前に読んでいるのでは?と思わせる程の凄さだった。皆さんに是非見て欲しい。

 

決勝

サルバドール・サンチェスVSサンディ・サドラー:判定決着濃厚(両者ともにタフでスタミナがある)。サンチェスがクールに戦えば逃げ切れるだろうが、最後までスリリングな攻防が続く。サンチェス判定勝ち。

 

覇者:サルバドール・サンチェス

 

※マルケスにも勝利したフレディ・ノーウッドもピーク時の強さは抜きん出ていたが、このメンバーには入れないかな?

天才パンチャー柴田国明もフィジカル面で選外か・・・。

 

 

スーパー・フェザー級

 

ワシル・ロマチェンコVS内山高志:内山のパンチャーズチャンスに賭けたいが、パンチは当たらないだろう。大差判定でロマチェンコ。

 

フラッシュ・エロルデVSアセリノ・フレイタス:まさかのフレイタス選出(カサマヨル戦が評価?)。エロルデの技巧が冴え、危なげなく大差判定勝ち。

 

アズマー・ネルソンVSブライアン・ミッチェル:火力が段違い。ミッチェルの渋い技巧もネルソンに粉砕される。ネルソンKO勝ち。

 

アレクシス・アルゲリョVSサムエル・セラノ:同時期に王者であった二人だが、セラノがアルゲリョとの対戦に合意するはずがない。アルゲリョKO勝ち。完勝だろう。

 

ワシル・ロマチェンコVSフラッシュ・エロルデ:漢を見せ続けるのは「比国の閃光」だが、現代ルールではロマチェンコの大差判定勝ち。

 

アレクシス・アルゲリョVSアズマー・ネルソン:最強アフリカンもアルゲリョには通用しない。アルゲリョの右がネルソンのアゴを打ち抜きKO勝ち。フレーム差も大きくアルゲリョが綺麗に倒すだろう。

 

決勝

ワシル・ロマチェンコVSアレクシス・アルゲリョ:サウスポーを不得手とし、動き回る相手に苦戦するケースが有ったアルゲリョ。大方の予想はロマだろうが、アルゲリョの規格外のパワーと極上の技巧がロマを倒す。中盤KOでアルゲリョ。

 

覇者:アレクシス・アルゲリョ

 

個人的には小林弘やベン・ビラフロア、ヘナロ・エルナンデスらが捨てがたい。ジャーボンティ・デービスは未だ早いか・・・。

 

所々名選手を軽く見ているような感じで書いているが、歴代最強は?という観点で記している為ご容赦!