東京五輪アジア、オセアニア予選で堤駿斗が初戦で敗れる波乱。
相手は比国のイアン・クラーク・バウチスタ。
バウチスタの硬いガードを崩せず、比国選手のワイルドなパンチへポイントが流れた。
東京五輪メダル獲得の期待が高い堤の敗戦はショックだが、アマボクシングには往々にしてあること。
堤の上質な技術が全てのジャッジに評価されるとも限らない。
ジャッジへのアピール度は村田昴のスタイルの方が長けているとも感じる。
堤駿斗。まだ5月パリでの世界最終予選も残しているし、自力で獲得出来なければ、男子4枠という開催国枠もある。
堤が東京五輪に出場することは、間違いない。
「東京五輪ボクシング金メダリスト」1964年に桜井孝雄氏が成し遂げた偉業。
この再現を期待できるのは、やはり堤駿斗しかいない。