昨日の大田区総合体育館。井岡、田中以外の試合を簡潔に。
重岡銀次朗VSレイ・ロレト(WBO-AP-MM)
世界ランカー同士の対決が、何と第一試合。
共にサウスポー。
1R重岡は早くも左ストレートでダウンを奪うが、3Rに逆に左ストレートを食らい効いてしまう。
重岡は4Rから距離を取り、相手の左ストレートの軌道を読み切り、5Rに左でKO(5R2:13KO)。
重岡右フックが強くフィジカルも有り、このクラスでは世界も狙えるだろうが、一般ファンにアピールできるかと言うと・・・。
ジュンリエル・ラモナルVS久我勇作(WBO-AP-B王座決定戦)
和氣を番狂わせのKOで破ったラモナルがまたもや番狂わせの勝利。
久我はスタートから得意のショート連打で肉薄も余りに無防備だった。
ラモナルの右フックに前のめりのダウン。
ダメージ深くレフェリーは10カウント(1R1:24KO)
ラモナルの右のパワーと長いリーチで弧を描くフック。久我の不注意以外の何物でもない。
吉田美代VSシー・リーピン(WBO-SF)
このレベルの試合が世界戦とは、改めて女子ボクシングの層の薄さを感じる。
吉田はオープンガードで左右を振り回し前へ出るだけ。
両足は揃い実に不格好。まるでその様は素人同然。
対するシーもロングレンジからの右ストレートのみ。アグレッシブが評価されての吉田の勝利。
この日は女子日本フライ級王座決定戦も行われた。
判定で王座に就いた平山夢は技巧派のサウスポー。クラスは違うが、平山が吉田と対戦すれば完封しそうだ。
本日のジョギング距離:4Km