米国ニューヨークで行われたIBF世界スーパーバンタム暫定王座決定戦。

 

岩佐亮佑VSマーロン・タパレス

 

下馬評を覆し、11RTKOで岩佐が殊勲の王座獲得。

 

私の予想は中盤にタパレスがKO勝ちかと・・・。

 

1R、タパレスは柔らかい身体を活かし、左クロス。

岩佐もシャープな右。

やや身体が流れるが、好調そう。

 

10-9岩佐

 

2R、スタートから踏み込みでタパレスがプレッシャー強める。

岩佐もそれなりに踏みとどまるが、打ち合いではタパレスに分がある。

 

10-9タパレス

 

3R、2R同様岩佐も相手を止めるべく左下を放つが、乱戦はタパレス。

但し岩佐の左でタパレスがダウン。

スローで見るとバッティングだが、スコア上では10-8で岩佐。

この幸運を活かしたい。

 

4R、岩佐も持ち前のスタイルをかなぐり捨て、踏み込んでいる。

左カウンターのタイミングも良い。両者ボディーの打ち合い。

 

10-9岩佐

 

5R、岩佐が逆にタパレスを下がらせている。

但しタパレスも良い迎え打ち。

 

10-9タパレス

 

6R、このラウンドも岩佐が前へ出る。ワンツーも当てたが、タパレスの迎え打ちにポイント。

 

10-9タパレス

 

7R、岩佐絶妙のタイミングで右を出バナに当てる。

またロングレンジから左を上としてヘヒット。

 

10-9岩佐

 

8R、タパレスの右フックが岩佐のアゴにヒット。しかし岩佐はたじろがずに早いコンビで反撃。

そして強い左をボディーへ。やや効いたタパレスをロープへ詰め、連打を繰り出す。

 

10-9岩佐

 

9R、タパレスもダメージは感じさせずにリズミカルに動く。

岩佐は落ち着いて丁寧な組み立て。

 

10-9タパレス

 

10R、タパレスの右に、岩佐も強い右を返すが、タパレスがエネルギッシュな動きからパンチ。

岩佐がやや前かがりになる際にタパレスのパンチが当たる。

 

10-9タパレス

 

11R、岩佐もスタートから攻撃の意思を示していくが、タパレスも前半は元気。

しかし岩佐の打ち下ろし左ストレート一閃。アゴを打ち抜かれたタパレスは痛烈なダウン。

 

立ち上がりファイティングポーズをとったが、その際のふらつきを見たレフェリーは試合を止めた(11R1:09TKO)。

 

この試合の岩佐陣営のテーマは、下がらず逆にプレッシャーを与え続ける事。

従来のセンシティブな岩佐ではなく、逞しさと泥臭さを見せる事。

 

フィジカルやメンタルも相当トレーニングを積んだのだろう。

 

あの攻撃力の有るタパレス相手に実に逞しい対峙をした。

 

実はこの試合、タパレスの当日計量オーバーでタパレスが勝利しても王座は空位という事情が有ったが、3Rのダウンの裁定と11Rのストップのシーン。

 

やはり勝利の女神は、ルールを守らない者へ味方をしてくれない。

 

米国で見事な勝利を挙げたニュー岩佐の姿に感動を覚えた。

 

 

本日のジョギング距離:4Km