ボクシング・ビート誌で好評連載中の石井一太郎「会長の日々」
今月号に気になることが書かれていた。
9月13日に行われた伊藤雅雪再起戦は満員になったが、試合後に後楽園ホール事務室にて
「お客を入れすぎ」とお咎めを受けたとの事。
当日会場にいた。ボクシングマガジンにて当日の観客数をチェックすると2005名。
正に収容観客数の上限だ(座席数は1403)。
近年は消防法で通路に観客を座らせない為、この2005名以上入れてはいけないという事らしい。
13日の興行はこのキャパを上回ったのかな?理由は当日券の刷り過ぎとの事。
確かに安全や消防法云々を持ち出されては白旗だが、何か夢がないな。
これからはオヤジの戯言。
当日確かに満席だったけど・・・。お目当てや知り合いのボクサーの試合が終わると帰路に就く人もいたし、メイン時に満席という訳でもなかった。
アマの試合の様に空席が出来たら臨機応変に対応しても良いような。
観客が入れ替わり立ち代わりのアマ試合では累計観客数は2000名を超えるケースも有るのでは?
その昔、観客を入れに入れた消防法導入前の後楽園ホールは凄かった。
超満員の後楽園ホール思いつくままに。
辰吉VS岡部
高橋VSマーク
安里VSイコニ
浜田VSノエル、パクイン
大橋VS崔、張
渡辺VSソラノ
鬼塚VS中島
この鬼塚VS中島が「これ以上入った後楽園ホールは記憶がない」と称されているが、上記全てのカードを会場で観た自分が断言する。
超満員は「村田英次郎VS磯上修一(1982.3.23)」
この試合で間違いない!通路は勿論、バルコニーまで二重、三重の観客。
本当に立錐の余地もない超満員だった。
観客数は盛っていたのだろうが、3000人?と発表していたような?
当時から満員の時は3000人や2500人と発表するケースが多かったが、伊藤雅雪の試合に+1000名か。
村田VS磯上はリアルに3000人入って居たような気がする。
当時の後楽園は治外法権というか危険で猥雑な香りがした。
通路ではたばこの煙が立ち上り、〇〇ジム主催のリングサイドにはN総裁。
〇〇ジム主催の興行には〇〇〇嬢。
得体のしれないスポンサーも次から次へと・・・。今では名前も出せない様な犯罪集団も。
冷静に考えれば今のスポーツライクな後楽園ホールが良いのだろうけど、
「水至って清ければ、則ち魚なし。人至って察なれば則ち徒なし」
11月7日WBSS決勝の会場に想いを馳せるか・・・。
カミソリ英次郎!
本日のジョギング距離:4km