ラグビーW杯も何のその、本日は後楽園ホールへ。

(帰路電車内で大きな声でスコア発表する御同輩が(泣))

 

セミは赤穂亮が韓国のグォン・ギョンミンと56.5kg契約ウェイトでの試合。

 

しかしいつから韓国人ボクサーをカタカナ表記にしたのかな?

 

自分の中で張正九は張正九。決してチャン・ジョングではないのだが・・・。

 

赤穂はグォンが韓国特有のタフネスを有していることを想定済のスタイルでスタート。

 

上体を柔らかく使い左中心。ドネア直伝のドネアフックも披露。

 

Rからはこれでしか倒せない!とボディー攻め開始。

 

グォンはガード固めて愚直に前へ出るが、技術が段違い。

 

5R、赤穂はかなりアグレッシブに攻めるが、グォンは前評判通りタフ。

 

しかし6R、赤穂が攻め入った際にビニー・マーチン主審は試合を止めた(6R0:56TKO)。

 

赤穂もこのウェイトでは元気で、一度たりとも相手にペースを渡さなかった。

 

強打の片りんを垣間見せ、依然貴重なタレントであることを証明した。

 

メインの中谷潤人VSミラン・メリンド

 

中谷が迎える初めてのビッグネームだが、予想通りメリンドに何もさせなかった。

 

1R、出て来ないメリンド相手に中谷も深追いしない。

 

2R、やや攻撃を強める中谷を前に早くもメリンドは相打ちしか手がなくなる。

 

長身サウスポー中谷のポジション、懐の深さに何も出来ないメリンド。

 

中谷は左をストレート、アッパーボディーと自在に突き刺す。

 

パンチ、動きのスピードも段違い、コーナーに詰めた際に見せる中谷のパワーもそれなりに感じた。

 

結果、ワンサイドゲームの末、6R福地主審が試合を止めた。かなりメリンドには酷なタイミングだが、逆転の芽は完全に潰されていた。

 

中谷潤人。現在日本で一番世界に近い選手。

 

先日WBC世界級王者チャーリー・エドワーズが王座返上。

 

中谷が決定戦へと駒を進める可能性が高い。

 

本当は他団体の王者に挑み王座を奪って欲しいが、まずはWBC王座?

 

仮にIBFのモルティ・ムタラネと対戦したら完封してしまうだろう。

 

中谷を崩せるのはこのクラスでは田中恒成位しかいない。

 

唯一の不安点は規格外のフレームによる減量と被弾時の耐久性。

 

但しあの距離感と小さな顔。中谷のアゴを打ち抜く事は非常に困難だ。

 

欲を言えば更に右の使い方を向上させたいし、一般受けする派手さも欲しいが、非常にレベルの高い世界王者が誕生しそうだ。