5月31日タイ国で行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチ
ワンヘン・ミナヨーティンVS福原辰弥
2017年11月に続く再戦
初戦は福原が積極的にスタート。
それこそダーティー攻撃上等とも思える攻めでまさにファイター化。
これに対しワンヘンは落ち着いて、福原の打ち終わりに実に的確なブローを返す。
また福原への左の使い方とウイラポンが西岡戦で披露した右ストレートをジャブに様に使う戦法は、正にサウスポー殺しのお手本だった。
採点結果は大差だったが、福原も旺盛なスタミナと闘志で肉薄し、健闘した。
さて再戦。
前回の試合でファイター化していた福原。
1R、今回はいわゆる真っ当なサウスポースタイルの福原。
逆にワンヘンが福原を追っていく展開。
但しミドルレンジでのワンヘンのブローにスピードと切れを感じる。
ややアップライトのスタイルだからなのか?例のノーファールカップ位置はフェアな位置に?
10-9 福原
2R、やはりワンヘンの右は的確。このスタイルでも当て勘の良さは健在。
また目の良さも機能し、上体の動きで福原のパンチをかわす。
初戦程エネルギッシュな攻防ではない展開は、ベテランワンヘンにとり、望んだ展開?
10-9ワンヘン
3R、ワンヘン惜しみなく右を繰り出し、肉薄。
バッティングで福原の左まぶたから出血。WBCルールは?
再開後、ワンヘンが出ていく。いつでも当てられる右に角度のあるパンチも混ぜる波状攻撃。
この右中心の攻め。前回はウイラポンの様な右ジャブも多かったが、稲妻小蔵チャチャイの様だ。
10-9ワンヘン(WBCルールだと9-9)
3R、福原はステップからのブロー。初戦の様なスタイルを取らない。
ワンヘンも動きながらのブローの為、初戦程の的確さはないが、それでも有効打で上回り、ワンヘン。
10-9ワンヘン
4R、タフな福原もパンチへの耐久力は前回のファイタースタイルの方が上。
今回のお互い動きながらのブロー交換では、やや危険なタイミングでパンチを食らうシーンが散見。
ワンヘンもガード下げ、パンチの出だしを優先。上体でかわすスタイル。
但し相変わらずサウスポーへの左の使い方、右のヒット率は高い・・・。
10-9ワンヘン
5R、ワンヘン前半左で相手をかわし、中盤~右を打ち抜く。
福原の手数にも同等のブローを返し、主導権を渡さない。
この必ず相手パンチと同等以上の手数を返すハートがワンヘンの強さの要因。
10-9ワンヘン
6R、福原も右を突きながら丁寧なスタート。
右フックには若干の可能性を感じる。但し技術戦ではワンヘンが数段上。
すぐに福原の出ばなへ的確なパンチ。そしてモーションの少ない右。
福原はファイター型で肉薄するが、左まぶたのドクターチェックが入る。
ゴング前、福原の前進にワンヘン右カウンター連発。
10-9ワンヘン
7R、福原前へ出るが、ワンヘン左とサイドへの動きで無効化。
そして要所に的確な右(ストレート、アッパー)。
差ほどパワーを込めてはいないが、実に的確。
10-9ワンヘン
8R、福原果敢に前出るが、ワンヘンの防御に有効打少なく、逆に的確なブローを食らう。
バッティングでワンヘン右眉間辺りからかなりの出血。
ドクターストップが入り、採点へ。
10-9ワンヘン
初戦と違い、いわゆるサウスポースタイルで挑んだ福原だったが、やはりワンヘンの対応力に屈した。
鉄壁ガードを捨ててもワンヘンの防御技術は、高く。福原の有効打は少なかった。
また定評のある当て勘、的確さも健在。
未だUNKNOWN RECORDだし、世界的に評価されることはないだろうが、この53連勝は凄いな。
現在のランカーもレベルが低いので、自国から出なければ安泰だろう。
この記録にプレミアムを付けるには上位クラスへの転級しかないのだが・・・。
これで鬼門タイ国世界戦0勝24敗1分け
海老原、原田、佐藤以外の呼ばれる選手のレベルにもあるのだが、井上やユーリの様な決定力がないとこの連敗記録は打破できないな。
本日のジョギング距離:これから
