316日に迫った注目のカード。

 

IBF世界ウェルター級タイトルマッチ

 

エロール・スペンスJr VS.マイキー・ガルシア。

 

大方の予想はスペンスjrの圧勝。海外の識者の中には、2RKOという大胆な予想も。

 

懐古主義の気がある自分は、ボクシングはやはり階級の上の王者は、下からのチャレンジに大きな壁となって欲しいという想いが少なからずある。

 

あのナポレスの技巧がモンソンのパワーに粉砕されたように。

 

ナチュラルのウェルター級選手であるスペンスjrに対し、フェザー級上がりのマイキー。

身長差も約10cm有る。

 

自分の予想もスペンスjr だが、あの強い「裏番長マイキー」が惨敗するとも思えない。

 

現代人より上下1本ずつ歯が多い()マイキーはタフで堅実な技巧を誇る。

 

得意のワンツーはサウスポーの王者に対し、確実に機能すると思う。

 

ただ挑戦者の立場であの若年寄の様な堅実な試合運びを貫徹する事は難しいが、

スペンスjrもマイキー相手にペースを奪うのは苦労するだろう。

 

但し予想はスペンスjrの明白な判定勝ち。

 

スペンスjrは高いKO率を誇るが、基本は相手の空いているところを丁寧に打っていくタイプ。

 

特に得意なのはボディー攻めを起点とした上下への攻め。

 

このパターンでタフなケル・ブルックから王座を強奪した。

 

自身の小さな顔と短いボディーを活かし、防御技術にも長けている。

 

利き腕の左のブローも多彩だ。

 

落とし穴があるとすれば、倒しに逸り、左がフック主体になり、マイキーの右を中からもらった場合。

 

逆を言えば、無理せずストレート主体のボクシングをしたらスペンスjr の完勝、大差が付くだろう。

 

自分は今迄マイキーが負けるパターンが想像つかなかったが、相手がウェルター級のスペンスjrとなると話は別だ。

 

この結果でマイキーの評価が落ちることも無いだろうが・・・。

 

DAZN続きのボクシングだが、このカードは嬉しいことにWOWWOWで放映予定。

 

楽しみだ!

 

本日のジョギング距離:4km