素人落語ファンの自分の一番好きな噺家は、三代目古今亭志ん朝。

 

ともすれば取っ付きにくさのある古典落語も、志ん朝にかかれば不思議と頭に入ってくる。

 

志ん朝落語を聞きながら眠りにつくのは、至福の時間。

 

初めて志ん朝のお墓参りに。文京区にある「還国寺」へ。

 

尊父の五代目古今亭志ん生も共に眠る美濃部家のお墓。

 

手を合わせた後、江戸っ子らしく立ち食いそばを秒殺し、江戸川橋通りの渡邊坂を上り、向かったのは志ん朝が亡くなるまで過ごした「矢来町」。

 

噂には聞いていたが、オーラが半端ではない。邸宅だ。

 

現在は賃貸マンションになっているようだが、ネットで見た家賃は破格の安さ。

 

この場所、風格であの賃料とは・・・。

 

神楽坂に近かったので、ロケ地巡りも敢行。

 

傷だらけの天使。第13話「可愛いい女に愛の別れを(原題)」

 

神楽坂を歩く亨と昭子(吉田日出子)

 

当時の鰻屋さんと靴屋さんは現存!

 

志ん朝は亡くなるまでの約40年間、大好きだった鰻を絶っていたのは有名な話。

 

天国で好きな鰻に舌鼓を打っていることでしょう。

 

改めて古今亭志ん朝師匠のご冥福をお祈り致します。