明日27日、注目のカードが行われる。

 

日本スーパーバンタム級タイトルマッチ

 

久我勇作VS和氣慎吾

 

下馬評では王者久我有利。しかもKOを推す声も多い。

 

やはり世界戦での惨敗後、ジム移籍などのゴタゴタが有った和氣に対し、「最強後楽園MVP」の勢いのまま、石本との再戦を制し日本王座に駆け上がった久我。

 

この競技の勝敗を大きく左右する勢いは、大きく久我が上回っている。

 

ただ自分は和氣がスピード差を活かしてポイントアウトすると予想する。

 

ジムを移籍してからの和氣の再起ロード。

 

出来は悪くない。また環境が変わりモチベも上がってきた様に感じる。

 

久我の硬質なパンチは当たれば、和氣をキャンバスに沈めるに十分なパワーが有るし、序盤から積極的に仕掛ける思い切りの良さは強みの一つ。

 

但し強打と二律背反。かなり力んでパンチを繰り出すので、自身被弾時のダメージも大きい。

 

且つ防御技術はお世辞にも上手いとは言えない。

 

勢いは、久我に有るのは間違いないが、ドン底から復活してきた和氣のキャリアに手が上がるとみる。

 

ところでこの一戦、チケットは完売。当日券もないとか??

 

会場である後楽園ホールは、現在消防法の関係で観客1843名入場がマックス。

 

その昔は消防法など何のその。通路や階段横のスペース迄客を入れ、喫煙スペースも存在した。

 

発表で3000名はオーバーにしても村田英次郎VS磯上修一は、立錐の余地もないほど観客を集めた。(原体験ではNO.1の入り)

 

この久我VS和氣なら少し大きめの会場(大田区体育館他)でも良かったのかな?

 

但し後楽園ホールだからこそ完売をしたとも思う(立地や早く売れ切れてしまうという心理)

 

やはり後楽園ホールの臨場感は別格。近くの東京ドームシティホール(旧JCBホール)で粟生VS榎以来、ボクシングの試合が行われていないのも分る。

 

粟生VS榎も完売ファイトだったが、正直観戦し難い会場だった。

 

また使用料も高く採算ベースに乗らないらしい。

 

久我VS和氣は嬉しいことにTBS(関東ローカル?)で28日(土)午前28分~放映される。

 

チケットを買えなかったので、結果遮断してTV観戦をしよう!

 

 

また試合を盛り上げる為、本日行われる「前日計量」が「MLBカフェ」で一般にも公開されるとの事。

 

素晴らしい。良いことだ。

 

フェイスオフでは、元ヤンの和氣が上回る?