かつてない程の活況を呈しているスーパーフライ級。
2月24日の「スーパーフライ2」を前に同級の一翼を担うジェルウィン・アンカハスがメキシコのイスラエル・ゴンサレス相手に4度目の防衛戦を行った(2月3日米国)。
1R、アンカハスはいつも通りに上体を使いパンチを繰り出すので、ロングレンジからでも良くパンチが届く。
パンチの交錯の中からアンカハスの左がヒット。早くもダウンを奪う。
その後は無理をせず、10-8をゲット。
2R、アンカハスは左と共に返しの右フック狙い。
確かに踏み込みは、パッキャオを思わせなくもない。
ゴンサレスもそれなりに固いパンチなのだろうが、アンカハスの重厚感のあるパンチに比べると・・・。
10-9アンカハス
3R、アンカハスは相変わらずロングレンジからの踏み込みは鋭い。
相手のゴンサレスは、アンカハスが上を打って来るのか下を打って来るのか見切ることが出来ていない。
アンカハスも右とワンツーが多く、連打を仕掛けるシーンは無いが、基本全て強打。
10-9アンカハス
4R、ゴンサレスはアンカハスの動きを前に手数が少ない。これに乗じてアンカハスも決して無理をしない。簡単にポイントを抑える。
10-9アンカハス
5R、ゴンサレスも意を決して前へ出て、それなりのパンチを上下に。
しかしアンカハスも意外な目の良さを見せる。逆に左をヒットさせ、後半は波状攻撃を垣間見せる。
10-9アンカハス
6R、アンカハスはとにかく右を当てるのが上手い。
ロングレンジからだが、上体をうまく使い且つ右肩を入れている為。
これならいつでも左を当てられることだろう。
10-9アンカハス
7R、ゴンサレスは相手の攻めにパンチを合わせる戦法。
しかしアンカハスの動きに速さにタイミングが取れない。
10-9アンカハス
8R、アンカハス巧い&無理をしない。
ゴンサレスは策なし。
10-9アンカハス
9R、ゴンサレスはアンカハスの攻撃に反応出来ず。
自らの攻めもアンカハスにかわされ、この試合初めて見せたアンカハスの左アッパーも食らう。
10-9アンカハス
10R、アンカハス例の飛び込んでの右にフェイントを加える周到さ。
アンカハスは右フックを痛打した後、至近距離から左ストレートを直撃させ、ダウンを奪う。
立ち上がったゴンサレスにすかさず左一閃。
再びダウンをしたゴンサレスにレフェリーは試合を止めた(10R1:50TKO)
ボブ・アラムと契約してモチベも上がっているのだろう。
アンカハスの強さ&巧さを見せた完勝だった。
前回の試合でも感じたが、柔らかい上体の為、パンチが伸びるし、高い左ガードからも強い左ストレートを放つ。
今回の試合では目の良さ、防御技術も感じた。
しかし何でこのスペックを持ちながら、井上尚弥との対戦を避けたのかな?
確かに戦えば、井上尚弥有利は間違いないが、上のクラス(スーパーバンタム以上)への適応という点では、井上尚弥よりも可能性を感じてしまう。
現時点では、比嘉大吾が挑んでも厳しいという点も間違いない。
アンカハスはこれで29勝(20KO)1敗1分け
本日のジョギング距離:4km
