来年2月米国で開催予定の「スーパーフライ2」
井上尚弥との対戦が噂される比国のジェルウイン・アンカハス。
11月18日北アイルランドで行われた防衛戦の動画を見た。
相手のジェイミー・コンランは無敗との事だが、これがビックリするほどの腰抜けボクサーだった。
1R、アンカハスの右フックを食ったコンランが一呼吸も二呼吸もおいてダウン。
確かにアンダー・ザ・イヤー(耳の下)辺りに当たったので、こういうダウンは有るのだが、もう勝負の行方が見えてしまった。
2R、地元の大歓声を背に戦うコンランだが、完全に飲まれている。
アンカハスもいつでも倒せるとの思いから無理をしない。
アンカハスは高いガードから強い左ストレートを打てるところに才能を感じる。
3R、相手の左ボディーを食らったコンランは弱気な表情で下がる。そしてアンカハスのボディー攻撃にダウンを喫する。
全体的に慎重なスタイルを見せていたアンカハスだが、さすがに猛攻をしかける。
コンランは左ストレートをストマックに食らい、身体を丸め後退。
しかし我慢のきかないボクサーだな。
4R、このラウンドもボディーを食らい今にも倒れ込みそうなコンラン。
駄目だこのボクサー。
左ストレートでダウンを喫したコンラン。かろうじてゴングに救われる。
5R、アンカハスの左ストレートボディーで体を丸めるコンランだが、これはローブローの裁定。
本当かな?
しかし次のボディーは確かに低かった。「ダウン」を喫したコンランだが、ノーカウントでアンカハスから減点1.
それならばとアンカハスは顔面攻撃。右フックでコンランをダウン寸前に。
6R、アンカハスの左から返しの右フックを食いダウンを喫したコンラン。
必死のラビットブローアピールも空しくレフェリーは試合を止めた。
6R0:52KOでアンカハスがIBFスーパーフライ級王座3度目の防衛に成功。
残酷なショーだった。
コンランは本当にアイリッシュ??体調でも悪かったのか?とにかく気の弱いどうしょうもない選手だった。
アンカハンス。このクラスではやはり井上と対峙できる実力者。
リズム、嵩にかかった時の攻撃は、アイドルパッキャオを思わせなくもない。
ややぎこちなさも感じるサウスポーだが、技術を前面に打ち出すスタイルで戦う事も出来る。
但しやはり井上尚弥有利は動かない。
井上の右ストレート、左レバーはアンカハスに対し確実に機能する。
頑強でフィジカルに優れたアンカハスを倒せば、米国ファンに強烈なインパクトを与えることが出来る。
スーパーフライ2は2月24日開催。
年末のV7戦は無傷で前半に倒したい。
本日のジョギング距離:5㎞