「トイレの水を飲もうとした」

「バケツ一杯の水を1000万円で買う」

「こんなに苦しい減量をしたのだから負けてたまるか」

 

ボクサー=減量の図式。

 

当時は美徳だったのだろうが、輪島功一は一刀両断。

「苦しければクラスを上げればいいだけの事」 

 

輪島と同じ年齢の「狂った風車」また同時期のライバル「アジア人初のライト級制覇」の二人の事は大好きで、日本トップクラスの偉業の持ち主との想いは変わらないけど・・・。

 

あるボクサーがいた。

 

会長曰く

「Hさんが減量苦?普段の節制がなっていない。○○の減量と比べたら大したことない。節制の度合いが違う」

 

若き王者○○。未だ成長期だった。

 

試合ごときつくなる減量。

 

ただ強気で人に弱みを見せるのが大嫌いな王者の減量苦が

マスコミに知られることはなかった。

 

自身最後となった防衛戦。 

 

減量苦はピークを迎えた。

 

喉が渇いてもコーラのうがいのみ。

 

ベットに横たわると胃が背中にくっつき寝ることが出来ず、ソファーでまんじりともせず朝を迎える。

 

弱みを見せることが大嫌いな王者。ただ肉親には・・・。

 

最愛の人に電話をする。

 

「母ちゃん。もう駄目だ・・・」

 

計量当日の若き王者の肌はまるで老人の様にカサカサ・・・。 

 

ただそこは若さ。食事をとるにつれ肌は若さを取り戻していく。 

 

キャリア最後の試合。

 

王者はファーストラウンド痛烈なダウンを喫する。 

 

現在では必ずストップがかかる衝撃のシーン。

 

ただ12R鬼気迫る連打で逆転KO。

 

両拳を上げる王者。その両手が天使の羽になってしまった。

 

 

余りのカリスマ性に神をもが嫉妬し、夭折させたのだろう。

 

 

マーロン・タパレス。

 

今からでも遅くない。

 

神の子大場政夫の雄姿を見てくれ。

 

 

本日のジョギング距離:4km