WOWOWHDDチェック:ホルヘ・リナレスが虎視眈々と狙うWBCライト級王座。

王者オマール・フィゲロア対1位ダニエル・エストラーダ。(荒川仁人は両者共対戦とは凄いことだ)

エストラーダは179cmの長身だが、フィゲロアは構わずアタック。いとも簡単に接近戦に持ち込む。

例のスイッチは相変わらずスムーズ。上体の振りのリズムも良く、攻撃と上手く連動している。

エストラーダも時折良いパンチを迎え打つが、タフなフィゲロアのアタックは止まらない。

フィゲロアは基本タフでスタミナも旺盛だが、相手のパンチを受け流す細かい技術も持ち合わせている。

さすがに中盤になると序盤の様な強烈なアタックは影をひそめるシーンも有るが、完全にペースを握っているので、問題なし。

7Rの挑戦者の攻めと8Rのバッティングにややトラブルの予感もしたが、9R見事な右クロス一発でダウンを奪い、連打を浴びせてTKOを呼び込んだ。

この辺の勝負強さはリナレスにとり脅威だ。

スピード、パンチの切れ、テクニックどれを取ってもリナレスが数段上。

フィゲロアのファイトスタイルにリナレスの様な華麗なコンビネーションを求めることは出来ない。ボクサーとしての完成度は段違い。

但しここ一番にポカ負けを喫してしまうリナレスに対し、フィゲロアの勝負強さは侮れない。荒川戦でも何度となく「ここから戻ってくるのか」と感じさせた。フィジカル面ではリナレスを上回っており、リナレスが苦手とするラフスタイルも持ち合わせている。

フィゲロアが勝つとすれば、序盤リナレスの圧倒的なスピードに苦戦し、ビッグパンチも食うが、タフネスさでしのぎ中盤から後半にかけて接近での乱戦(頭もパンチも)に持ち込み、連打でストップを呼び込むパターン。

一方リナレスとしては序盤から最大の武器であるスピードを活かし、とにかく冷静に。攻防のバランスを考えながら戦いたい。

リナレスの魅力では有るのだが、熱くなっての無用な打ち合いは相手の思うつぼ。

フィゲロアのサウスポーへのチェンジはスムーズだが、両足の揃うシーンも垣間見られる。

また相手がサウスポーになれば、弱点のレバーは目前に有る。フィゲロアはボディは決して強くはない。

リナレスにとり、フィゲロアのスタイルは相性は良くないが、ここは天才リナレスの王座奪取とみたい。


ところで、この一戦はスムーズに実現するのかな?

デラホーヤもリナレスのスペックの高さは熟知している。かわいいスター候補フィゲロアを対戦させるのかな?





本日のジョギング距離:0km(街の銭湯にてリラックス)