私が酒さを発症した(というか自分が酒さだと知った)のは2019年の9月頃でした。


発症当時酒さについての情報を得たいと思って色々検索して調べてみたのですが、あまり自分が知りたい情報は得られなかったので、酒さで悩んでいる人のために自分の経験を書き記したいと思います



発症当初のことを思い起こしてみると、発症したその年の夏(8月)に私は野球観戦に出かけたのですが、それがきっかけだったように思います。

その年は猛暑の夏で、日が翳るまでの間、日が当たるかなり暑い場所で試合が始まるのを待っていました。

もちろん、日焼け止めを塗りたくって、日焼け対策はばっちりしていましたし、頭からタオルを被って直射日光が当たらないようにする念の入れようでした。

しかし、タオルを被って熱がこもっていたのがいけなかったのかなんなのか、その翌日から徐々に顔にブツブツができて、それがなかなか治りませんでした。


初めのうちは、暑かったから汗をかいて吹き出物でもできたかな、くらいで気にしていなかったのですが、それが1ヶ月程経っても治らなかったので、だんだんおかしいなと思い始めたのでした。


その後徐々にブツブツは酷くなっていき、顔全体が赤くブツブツになってしまい、さすがにこれはおかしいと思って皮膚科を受診することにしました

皮膚科にかかるのはかなり久しぶりだったため、家からの交通の便が良い場所にある皮膚科の中から、評判が良さそうなところを選んで受診しました。

事前にネットで予約ができたので、予約時間に合わせて受付に行ってみるとかなりの人が待合室で待っていました。

待合室にいたのがかなりの人数だったので、だいぶ待たされるかと心配しましたが、意外に回転は速く、さほど待たされずに診療室に呼ばれました。


診療室に入ると・・・



私の顔を見た医師は、私の話もろくに聞かずに
「はい、酒さですね。」
速攻で診断しました。


あまりの速さに
「痒みも少しあるんですけど・・・」と他の病気の可能性もあるかと思い、症状を伝えましたが
「うーん、まず酒さということで間違いはないでしょう。」

「いい薬があるのですが、その前に下準備としてステロイド剤を1週間ほど出すのでそれを塗ってください。」

と言われて診察は即終了しました(ここまで診察開始から約2分)

薬について詳しい説明もなく、ステロイド剤を処方されたのでした。

(続く)