本日5月27日は亡くなった母の誕生日。
母の死去から今年で10年です。
改めて思うと早いなぁ。
10年前の今頃は悲惨でした。
もうがんの積極的治療はせず、緩和治療に入っていました。
その時の母の気持ちは想像を絶するものだったのではないでしょうか。
私は何をしてあげればよかったのかな。
離れて暮らしていたから何もできなかった、というかしなかった。
もっと時間作って実家に帰ってあげればよかったのかな。
もっと母の話を聞いてあげればよかったのかな。
って。
覚悟はしていたけど、離れてくらすということは、親の死に目に会えないかもしれないということです。
東京に出てきたことは後悔していないけど、すぐに親に会いに行ける距離に住んでる人を羨ましいと思うのです。
母が亡くなってからは私たち夫婦に色々問題が起こりましたが、それでも今は普通に生活しています。
悲しいかな、亡くなった人が最初からいなかったかのように普通の生活が続きます。
母のことは忘れていません。
私は毎年母の命日には黙とうをささげています。
だけどここ2年は母の墓参りに行けてないのです。
母の命日は10月17日ですが、2年前から東京レガシーハーフマラソンの日程とかぶってそちらのほうに必死だったから
なので、今年は10年の節目ということでどこかで墓参りに行こうと思います。
母の眠っている墓地から見える景色。
丘の上にあるので、目の前のヤシの木がなかったら見晴らしもよかったのに・・・。