僕はアレン。
ボーダーコリーのトライカラー。
自分がどこで生まれたのか知らない。
小さな頃は、兄弟犬と一緒に3匹で暮らしていた。でも、毎日のように小さな喧嘩が絶えなくて、いつもどこか寂しい気持ちになった。
ある日、アレンだけ別の場所に連れて行かれた。
それが、保護施設だった。

見知らぬ匂い、知らない犬たち、そして初めて見る人の手。
すべてが新しい世界で、最初は怖くて、思わず体を小さくしてしまった。
でも、少しずつその空間に慣れてきた。手からおやつをもらったときの温かさ、小さな遊び道具で遊んだときの楽しさ…そんな小さな発見が、アレンの心に少しずつ安心感をくれる。
今はまだ、不安と期待が入り混じる日々。でも、きっとこの場所で、これからたくさんの冒険が待っているんだろうな。
アレンは、そんな予感に胸を膨らませながら、少しずつ前に進んでいる。
