日本神話における天地創造神「イザナギ命(伊邪那岐命、伊弉諾尊)」および「イザナミ命(伊邪那美命、伊弉冉尊)」の名称に込められた象徴的意味を、カタカムナ的視点と八咫鏡図象を用いて考察します。

造化三神(天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神)は宇宙の根源原理として、姿を現さず、言葉も交わさない「沈黙の神々」であり、天地の秩序を整える源泉的存在です。

 

 

それに対し、イザナギ命・イザナミ命は男女の対神として言葉を交わし、儀式を行い、国土と神々を創造する実働神です。

カタカムナ研究家、吉野信子氏の「ヤタノカカミ図象」および私が考えた「八咫鏡図象」を用いて、イザナギ・イザナミの名称に含まれる音・数・漢字の変換を通して、神名に宿る再生・循環・創造の象徴性を読み解いてみたいと思います。

 

 

 

 

イザナギ命の名称考察

 

イザナギ命の「イ」は、ヒ・フ・ミ・ヨ・イ・ムの「イ」であり、数で表すと「5」に対応する。これは私の八咫鏡図象(下の図)における赤〇の中心、太陽十字のエネルギー源にあたる。

「ザ」は「坐」に変換され、「ナ」は十字の「十」、「ギ」は「木」と解釈することで、「5座+木」という象徴が立ち上がる。これは現象界の「5」に居坐り、三次元に再生をもたらす男神としての実働性を示す。

さらに「ナギ」は「梛木(なぎのき)」の「梛」に通じ、枝が90度に生える構造は上から見ると十字形となり、太陽十字の象徴と重なる。また「薙刀」の「薙」にも通じ、「なぎ倒す」力強いエネルギーを感じさせる。木は柱であり、神の依代、再生の回転軸でもある。

 

 

 

 

イザナミ命の名称考察

 

 

イザナミ命の「イ」も同様に「5」に対応し、私の八咫鏡図象(下の図)の赤〇の中心に位置する。

「ザ」は「坐」、「ナ」は十字の「十」、「ミ」は「美」や「実」に変換され、「5座+実」となる。これは現象界の「5」に居坐り、三次元に再生をもたらす女神としての実働性を示す。

「ナミ」は「波」に通じ、水・波動・回転などの再生の象徴となる。また「ミ」は数で「3」に対応し、「3」は実体の意味がありトーラス構造の中心点=死と再生の場を象徴する。

 

 

 

 

イザナギが「木」、イザナミが「水」とすれば、五行の相生「水生木」によって再生の力が表現される。

この男女の対神によって、三次元世界の物質・神々が造化されます。

八咫鏡図象の構造と響き合う神名は、まさに宇宙創造の言霊です。