白血病の治療を拒んだワケ | 慢性骨髄性白血病の日常 と クマ日記

疑わしい病名…

とゆうか

白血球の数値が10万超えと 異常な数値だったので

慢性骨髄性白血病 は100%間違いない と診断されました


でも 私は

治療は 今すぐ始めるわけではないですよね?
と 安易に考えていました

白血病の知識なんて
そんなにありはしませんでしたが


ドラマや漫画で取り上げられる病名

不治の病
治療法は骨髄移植だけ

悲鳴を上げる程痛い骨髄検査

高い治療費用
抜け落ちる髪

移植をしても 余命は数年間…

そんなわずかな知識でした



痛い検査なんてしたくなかったし

高い治療費を支払っても
数年間しか生きれないなら 別に治療なんてしなくてもいいんじゃないの?

両親も短命だったので 
自分が長生き出来るとは思って無かったし

別に長生きしたいなんて思ってないし



治療して元気になるんだ!
病気になんて負けてたまるか!

なんて 少しも思ったりしませんでした




何より
どこも痛くないし
苦しくないし
辛くもないのに

どうして治療しなければならないの?


と ずっと言い合いになり


一度帰って 考えてみます

と 言い返しても
ドクターの説得は続きました



あまりにもしつこいので
仕方無く 後日、骨髄検査を受ける約束をして
やっと解放され…




受け付けで 検査の予約をしましたが



検査は保険が効かないので
費用が 5万円掛かります

と言われ


たかが検査で 5万円?
それで 白血病じゃなかったら どないすんねん!

と 前日まで 検査なんて止めちゃおうかな~

なんて 考えていました



何度も言いますが


この時は
どこも痛い所なんてない
苦しい事も辛い事も無く

自覚症状なんて
まったく無かったのでした