久しぶりの更新となってしまいました。

世の中には、と言うか宇宙には、定期的に新生爆発を起こす星があるとのことで、「再帰新星」や「反復新星」と呼ぶそうです。その中でも「かんむり座T」は、爆発時に2等星とかなり明るくなり、観測も容易で見栄えがします。
かんむり座Tの爆発周期は80年で、そろそろ爆発の時期とのことです。星ナビ6月号に書いてありました。

新生爆発をこの目で観測できるまたとないチャンスです。是非この目で確認してみたい!とういことで、今日は爆発前の状況を確認です。

観測には、かんむり座Tの正確な位置の把握が必要です。早速Stellarium(https://stellarium-web.org/)で確認します。
 

 

拡大↓

 

かんむり座ε星の右下、「T Coronae Borealis」が、その星です。

実際に、観測してみました。

鏡筒:SE120、架台:AZ-GTi、カメラ:SV605CC、その他:QBPフィルター

露光時間1000mS(1秒)、ゲインMAXで1枚撮り(スタック無し)です。 

 

今日は時間がないので、ここまでです。新生爆発をキレイに記録するには、スタックした方がいいかもしれません。露光時間やゲインも調整の余地があります。
「爆発前」の状況をキレイに記録する方法を探りつつ、「その時」を待ちたいと思います。