僕はやめた。
見返りを求めて動く事を。
そうすることで、あいつから一歩離れられる。
それをあいつも望んでる。
少しずつ離れていこう。
そうすれば、あいつも気楽になるだろう。

それが、僕の為であり、あいつの為なんだ。

勝手な解釈かもしんない。
でも、離れることで僕自身が少しだけ楽になれる。

今は辛いけど、一緒にいたいけど…

大好きなあいつの為にキラキラ
思いというのは時には相手にとって「重い」になる。
上司と今年の一文字について話しをした。
『偽り』って字、僕は好きじゃありませんね。
「偽りっていう字は人の為って書くだろ?誰かの為と思って動く事は実は偽りなんだよ。」
「僕はそうは思いません。お客様の為と動いていることは決して、偽りだと思わないし、今僕が特定の人の為と思っていることも、偽りではないと信じたい」と答えた。
あいつの為と思って動いてることは、決して偽りではない。

ただ、親友に話しを聞いてもらったら、「やってること、彼にとっては重いよ。彼氏ならそれもいいんだと思う。でも、相手はノンケだぞ!何やっても見返りはないんだよ。目を冷ましなさい!」って言われた。
僕は正直色んな事をあいつに押し付けてきた。ただ一緒にいたいと思う気持ちかあったから。
よかれと思ってしてきたこと。それは全て自己満足。あいつはなんとも思ってない。

「偽りっていう字は…。」

僕のやってきたことを偽りだとは思わない。
ただ、自分の為にやっていたところはある。
見返りを求めてないと言って、喜ぶ顔やありかとうを期待してる。
僕は自分がゲイだということで悩んだことはあまりない。他の男と恋愛対象が違うだけ。ただ、それだけだから。
ゲイがゲイを愛するのは、男女の恋愛と同じ。
出会って、付き合って、別れて、一生付き合える人を探していく。

ただ、その恋愛対象がノンケ、つまり女を愛する男を好きになってしまった。絶対振り向いてくれるはずのない相手を好きになってしまった。

高校時代には同級生を好きになったことはあるよ。でもそれは、回りにゲイがいるわけじゃなかったから、仕方がない話し。
でも、この歳になっても、また同じ過ちを犯すとは…。
なんで、あいつのこと好きになっちゃったんだろ。好きになるならないくらい、コントロールしようや!
好きになってしまったんだから仕方ないとは思うけど、馬鹿だなぁと思う。

あいつの一挙手一投足が気になる。
笑顔をずっと見ていたい。一緒に笑っていたい。
一緒の時間を過ごしたい。
ただ、それだけなのに…

叶わない、この気持ち。

伝えられたら、いいのに。
でも、そんなことできるわけねえじゃんしょぼん

今は思う。
なんで、ゲイに生まれたんだろうダウン