とうとう、一番起きてほしくないことが起きてしまった
あいつと別々に住むことになった
ここ数カ月、僕はあいつの笑顔をほとんど見てない
何を話しかけても「ああ」とか「へ~」とか
いつもつまらなさそう
でも、友達と電話してる時は楽しそう
あいつの部屋から笑い声が聞こえる
僕には見せなくなった笑顔
こないだ共通の友達と3人で飲みにいった
あいつは楽しそうに会話してた
そこに僕の居場所はなかった
先月から今月にかけて、あいつは3回実家に帰ってた
それも、いつも1週間弱
僕と一緒にいると窮屈なんだろうなぁ
そんな思いが僕をさらに痛めつける
ささいなことで僕が意見を言った
人の気持ちを逆なでるような言い方はあいつは得意だから
僕「さっきもたいな言い方は相手を傷つけるぞ」
あいつ「そう思う方が悪いんじゃん」
僕「そういう考え方をする人もいるんだからさあ」
だんだんとあいつは面倒臭そう
あいつ「やっぱり、一緒に住むのやめた方がいいじゃん
だって、そんなことで気に病んでたら、大変でしょ」
僕「我慢できることは、我慢してんじゃん」
あいつ「我慢するようなら、やっぱ別で暮らしましょう
精神衛生上よくないよ」
僕「正直に言ってくれ
僕と一緒に住んでると窮屈か?」
あいつ「二人で住むことの利点もあるけど、一人暮らしの方が絶対楽だって
友達呼びたくても呼べないさぁ」
僕(女を連れ込みたくてもつれこめないからだろ)
さらに嫌な自分が頭の中で叫ぶ
あいつ「でも現実問題、引っ越し代もないんだから無理だろ」
僕「じゃあ、あったら出るのかよ」
あいつ「・・・・・・・・・」
僕「わかった、出ようか」
あいつ「だから、無理だって」
僕「だって、お前が窮屈な思いしてんだったら早いほうがいいじゃん」
自ら決断を下してしまった
あいつ「・・・・・・・
じゃあ7月いっぱいにするか」
だって、あいつの苦しむ姿見たくないじゃん
それが、僕のせいなら嫌じゃん
その苦痛を取り除いてあげたいじゃん
窮屈な生活から解放してあげたいじゃん
なんでこうなっちゃったんだろう
どこで歯車が狂いだしたんだろう
どうして、笑顔がなくなっちゃったんだろう
僕はあいつと楽しく暮らしたいだけなのに
僕は、ただあいつの笑顔が見たいだけなのに
8ヵ月前
二人はここに引っ越してきた
最初は二人とも恥ずかしくて、照れながら一緒にご飯食べたっけ
あいつは僕を親友と呼んでくれた
すっげぇうれしかった
あいつは心優しいやつだ
不器用だから、それを素直に表せない
だから、逆のことを言っちゃう
僕は、それを鵜呑みにしちゃうから傷ついちゃう
「なんで僕と住もうと思ったんだ?」
「なんででしょうね
住んでもいいと思ったからからでしょうねぇ」
一緒に住むと決めた時のあいつとのメール
今でも大事に保存してある
どうして、一緒に住めなくなるのかなぁ
どうして、こんなことになちゃったのかぁ
どうして、あいつを好きになっちゃったのかなぁ
どうして、ゲイに生まれてきたんだろう
どうして・・・・・・
今のあいつにとって僕の存在はなんなんだろう
まだ、親友だと思ってれてるのかなぁ
ルームシェアを解消することを少しでも残念におもってくれてるかなぁ
そんな問いが僕に襲いかかる
どうしよう、こんだけ書いても書き足らない・・・・
