今さら彼女には何を伝える方法もない。
強いて上げれば、地元の親友から電話を借りて電話する。もしくは遠方の親友にラインしてもらう。最悪、どこかの固定電話を使う。
どれもこれも彼女が電話番号を変えてなければの話。
となれば自分から連絡する方法は皆無かもしれないのだ。かといって着信拒否なのか電話番号は使われておりません。。これを試そうという勇気もなければ、いくら考えても必要性がないから諦めざるを得ない。
今にして、つくづく思う、
彼女は空気であり水であった。。
親友に言わせると、、、、
我慢して告白しなきゃよかったのに。
もう一人なら
今まで気づかずにチャンスを何度も棒に振ったお前がバカだったんだよ。
おそらく前者は、いつか必ず口にしたであろうからやむを得ないのかな?とは思ってしまう。
後者は。。。後悔するばかりではあるが、実際にあの時、あの局面で行動できたのか?となればそれも無理だっただろう。
あの頃は。。。気持ちを、本音を抑え込んでどうにか我慢してた。
大切な女性を失いたくなかった。関係性を壊したくなかった。嫌われてはいないとどこかで自信があったのかもしれない。ただの友達には我慢できなくなった。
が、必ずしも男女として関係を持ちたかったのかと問われたら。それもノー!だ。
ただ、一歩踏み込みたかっただけ。
誰にも渡したくなかった。知らない所で過ごしてる彼女を目にできないのが嫌だった。
だから踏み込んだ。
以前から知ってるはずだ。。。好意があるがあるとは。
それを今さら…単に胸に閉じ込めてた思いをくちにしただけ。
自分の思いをぶつけることは大人のすることじゃない!そうラインで返事があったのは4年も前になるだろう。
あの頃から知ってて微妙な関係を維持してきた。
だったら。どうしてあの時にハッキリ伝えなかったのだ?
そんなことを言うなら友達やめる!
曖昧にしたまま関係を維持したのはお互い様だろう。
だから。親友に言わせると、男女関係はないとしてもお互いにそう思って関係を続けてると思ってたよ。
そりゃそうだ!
誰の目にも、そう見えるのが当たり前。
差があったとしたら、既婚と独身。。
それもウソだろ!
既婚者と知ってて会ってるのだから。。。ただ一線を超えなかっただけ。
今さら考える。。
好きだよ。
じゃあ離婚できるの?
親友は言った。その時はそういう気持ちだっただけ。
もう一人は言った。
そりゃ、それが彼女の本音だろ。少なくとも結婚を意識してたってことだ。
これは、後者だろう。
酒の席でお互いに酔ってたら冗談で言えるけど、真剣に言われて、、、じゃあ離婚できるの?と冗談では言わないな。。とは既婚、未婚を問わず女性の話だった。
勢いで言う?まさか?そんな感情的な電話ではなかったのは確かだ。それこそ40年以上も付き合ってて、そんな見極めができないほどではない。その口調で態度でさえ目に浮かぶようだった。
電話の向こうで間違いなく目が笑ってるんだよ(笑)
電話切るよ!
それは怒りに任せても悲しそうに言った言葉に違いない。
だから嫌なんだ。
あの最後にバッタリあった日も、勝手にウインドウを開けた。
話しかけてくるだろうと察知していながら、話しかけられるのを待ってた。
態度は冷たいとも言える。
なのに…色々あって。。。
まっすぐ目を見て話した。
目が笑ってるんだよ!お前は!
それを忘れられないから諦められないのかもしれないだけ。
あの目が嫌悪感と冷たい目だったら、とっくに諦めきれてるのかもしれない。
自分はどんな目だと彼女には写ったのだろう?
少し笑ってたのは確かだ。が、目がどうだったのかは知るよしもない。
まぁ、たった今でもだから忘れられない。
厳しい生活はスタートした。
お袋の貯金を切り崩さなければ、自分の小遣いはないに等しい。
それが現実なのに、やっぱり感覚は別にある。こんな生活は長くはないさ。。。
それは希望という。。。
もっとも厄介なものをパンドラの箱から飛び出させてしまったからなのかもしれない。
恨みでも、怒りでも、嫉妬でもない。
犯罪でも戦争でもない。
希望!
これが1番の罪なのかもしれないと。
エリア88
最近繰り返し読んでる漫画…
サキ・ヴァシュタールの言葉にあった。まんまではないかもしれないが。
まさにその通り。
開けてはならぬパンドラの箱。。。
最後に飛び出した希望こそ1番の罪かもしれない。
希望を持たず目の前の現実だけを直視できたなら、どれだけ人は幸せなのだろう?
そして…不幸なのだろう?
彼女の希望とは何なのだろう?
今の生活に満足してるのか?
いいや、ちがう。
記憶からは消せないんだよ。
ましてや、俺の記憶を閉じ込めたとしても消せないだろう?
何かを思い出したら、俺の記憶はくっついて出てくるかもしれない(笑)
その時にどうするかだよな。。。
それは親友の言葉だ。
記憶が消えるのは死んだ時か。。。
認知症だろうな(笑)
笑い飛ばせる親友がうらやましい