丑三つ時円盤商会兼主人公シカトで野蛮の会会長のお話。 -2ページ目

僕が20歳の年の頃に立てた定説です。

前に舞台作家の友達に気に入ってもらって舞台にもしてもらった自信作です。


最近は使う人は見かけなくなったが僕が20歳くらいの時はみんな鬼をよく知っていました。
だから会話の中で物事を比較する時など頻繁に鬼が引き合いに出されていたものです。

例えば、「俺今週合計で6時間しか寝てないんだけど」に対して
「お前鬼だね」と。
つまり鬼はぜんぜん寝なくても平気なんです。

でもその反面「俺昨日30時間寝てたんだよ!」
に対しても
「お前鬼だね」となります。
つまり鬼は寝ない時はぜんぜん寝ないけど寝るときはメッチャ寝るんです。

他にも
一万個のドミノを1人で、1日で並べた奴がいたら
そいつは「鬼だね」と言われます。

鬼はそんくらい細かい作業も手際よくこなします。

待ち合わせの時間にルーズな人に対して、とにかく口うるさい人も
「鬼うるさい」と言われます。
鬼は時間を守らない人にとても厳しいんです。

たまに「鬼ゴリ押し」と言う言葉も聞きました。
ゴリ押しとは「ゴリラ押し」の事です。
ゴリラくらい押すって事です。
つまり鬼はゴリラを真似てみたりもするんですね。

たぶん鬼が押すよりゴリラが押したほうが、より押されるという事を鬼は知ってるんですね。
鬼は荒っぽいのは確かですけど勉強熱心です。

だけどすごくキレイとか可愛いものや人に対しては「鬼」は使われないので鬼がぜんぜんキレイでも可愛くもないのも確かです。

かなり醜いのでしょう。

でも頑張ります。鬼は「鬼頑張ります」

ギネス記録も「鬼すごい」ので鬼ならもっと更新できます。

ただ。そんな何をやらせても人並み外れた活躍っぷりを見せる鬼達に勝った桃太郎はどんだけすごいんだと!?
超人が超人だと思うくらいなんでしょう。
「桃太郎すごい」ですね。もう。
はっきり言って手に負えません。
まだ鬼のほうが親しくなれる気がする程です。

たぶんこんな感じ。
昨日走ってる電車を走って追い抜いて素手で停めたと思うやいなや、持ち上げて出発駅でぶん投げてたくさんの人を困らせても本人全く気にしてない。

これは「桃太郎すごい」事です。
アメコミのヒーロー達はだいたい桃太郎すごい。

でも僕は改めて鬼がすごいと言いたいです。
鬼を知れば知るほど鬼が人間臭い存在に感じてなりません。
しかも鬼には来年の話をすると笑ってくれます。
来年の話がツボなんです。
シュールが分かるんですよねきっと。
「来年て!!」みたいな。
ドヒャー(笑)なんですよね。
凄さの裏に弱さをちゃんと持っている事に共感にも似た親しみを感じるんです。
切れすぎるナイフは嫌われる。と言います。
僕は鬼の弱さを含めて誰かに「お前は鬼だね」と言えたなら、たぶんそれは尊敬を含んだ褒め言葉だと思うんです。

鎧と盾

様々な事件が凶悪化をやめようとしないので、自分の身は自分で守るしかありません。
でもすぐ強くなるのはとても大変だし、武器を持っていると逆に逮捕されてしまうのは本末転倒だし
鎧と盾を使いましょう。

そうする事で変わる社会はこうなる。

主に女性達の間で使ってほしい。
女性達は日々すごい危険なので鎧を着て盾を持って出歩きましょう。
そうする事で様々な危険を回避しなくても危険がやってくる事が激減します。
あと鎧も盾もそこそこ重たいのでダイエットやスリムアップに最適。
すぐに女子高生の間で話題沸騰となり、むしろお洒落。みたいな事に。

アパレルブランドも急遽、鎧と盾を発表!

まわるまわる世界は回る。
鎧を元々着てた人達のマンネリもすぐさま解消。

オリンピックでも女子が楽勝で男子の記録を更新しまくり。
名実共に女性主体の文化が確立。

秋葉原の男性陣大喜び。

鎧屋、盾屋大儲け。
鎧着てるとお腹が空く。
と飲食店も相乗効果バッチリ。
体力筋力は以前と段違い。
みんな働く働く。
国が潤う。デフレ対策なんのその。

みんな幸せ。
というわけです。

美味い弁当食った。

故郷でもない県をとにかく誇りに思う!…の巻。


特色を調べてその部分をメチャクチャ自信満々に思う!
なんか「良かった良かった」と思う!

他の県の人をざまあみろと思う!

舐めても平気。と思う!

いもしない人を想像して「あの人が居たから自分は変われたよ」と思う!

将来有名になったら市民会館にみんな呼んでいろんな話しようって思う!

みんなのためだしタバコは止めよう。と思う!

人が生きると書いて人生かぁ。と思う!

出来もしないのにクラスに一人はいる、モノマネうまい奴は自分で、好きだった子がよく笑ってくれたなぁ。と思う!

一回マジびびった事あったなぁ。と思う!

でも変わったよな~。と思う!

なんかあったら絶対守る!。と思う!

当時の奴いま誰残ってんだろ。と思う!


そんな感じに思うと無駄に懐かしく思う。