特攻野郎シーマイクロンチーム! エクスディメンションズ | オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具! 歴史大戦ゲッテンカ!
※amebloの仕様変更&自分の管理不足により、コメントを頂いたことに気づきづらくなっております。そのせいで長期間スルーしてしまうことがあり、申し訳なく思っております。改善する予定です。

 全長数センチのかわいいやつら。シーマイクロンチームを紹介!


◆トランスフォーマー マイクロン伝説  MM-15シーマイクロン エクスディメンションズ


 アニメ『トランスフォーマー マイクロン伝説』にデストロン派のマイクロンとして登場したシーマイクロンたち。その3人のセット商品…の、リカラー版です。たぶん2003年発売。名前のエクスディメンションズというのはチーム名ではなく、リカラー版だよということを示すためのもの。
 シーマイクロンの名の通り3体とも海洋船舶系のビークルに変形するナイスなやつらです。
 マイクロンというのはまぁ簡単に言うと(劇中においても玩具においても)ちっちゃいトランスフォーマーのこと。基本的には正義側にも悪側にも分類されない中立市民みたいな感じらしいんですがこのシーマイクロンたちは悪側…デストロン寄りで、劇中ではショックウェーブに乗ってオラオラしたりしてたようです。アニメ見てないんで詳しくないですが。個人的に悪側の海洋マイクロンとして迎え入れたかったので都合がいいですね。
 さてこのマイクロンたち、2000年代の玩具にしてはG1の雰囲気があるというか見た目的に昔の玩具って感じがしますが、実際触ってみるとかなり楽しく、しょっちゅういじってます。てなわけで1体ずつ紹介! 


◆シーマイクロン ノット


 なんかリーダーっぽいノット! 高速艇に変形。大きな肩パーツが魅力的。寸胴にならないようにウエストの切り欠きがあったりして、小さいサイズながらもなるべくかっこよく見せようといった開発者の気概が伝わってきます。脚も長くスタイルもいいんで実際かっこいいです。でもまあかっこいいというよりかわいいTFですねw さりげなく左右非対称な胸のデザインも魅力。
 

 後ろ姿。肩パーツが高速艇というかボートの船首そのままなのがわかります。マイクロンはサイズが小さく使えるプラ量も限られているのでこういった無駄のない変形をするものが多いです。
 脚の付け根が六角形になっているのは簡易クリックのためなんですが、うしろ側の角がなんかプリッと締まったケツの表現に見えておお…と変な声が出ます。
 背負っているのは大型のミサイル。支えになるので自立が楽々!
 


 顔アップ。キレ気味のジムみたいな顔してます。さりげなく呼吸管のディティールがある?
 紫の顔とメタリックオレンジの目。この色合いがデストロン感あっていいですねw このサイズなのに目の塗装もかなり綺麗です。



 可動について。
 肩アームが多少上下スイングし、肩基部がボールジョイント。ヒジは軸で45度と90度にクリック入ってます。
 脚の付け根も前述のとおりクリック。ヒザは軸で、完全に曲げきることが可能! 脚は前後方向にはかなり動きます。が、左右にはいっさい可動なしなので、脚を開くという動作はできません。おかげで片膝立ちができても左右に倒れやすい! 背中のミサイルでバランスを取ってなんとかという感じ。
 この時期のマイクロンはあまり持ってないんですが、画像から受けていた印象よりずっと動かせるので驚きました。


 ミサイルは2つの軸を使って前に向けることが可能! 押し出し式なのでうまく飛ばすにはコツがいります。
 ミサイル自体はその辺のTFのミサイルと同じくらいの大きさなんですが、ノット本人のサイズが小さいので比率的に結構な見栄え。主砲!って感じがしていいですね。


 押し出し式のミサイルはそれ自体を砲身に見立てたくなります。
 小さな体からの手痛い一撃をサイバトロンにお見舞いだ!



 orzみたいなポーズも可能。サイバトロンに手痛い一撃をお見舞いできなかった責任を取ってクロミアに土下座!



 ノットのビークルモードは高速艇。乗っと速いかも!?
 猛スピードで水を切って走って時折ぶわっと浮いたりしそうな高速ボートですね。船首のあたりの流線型がスポーティー!


 後ろから。後部のホワイトが爽やか。


 横から。肩パーツと前腕の窓が合わさって連なってるのがいい感じ。
 船体よりも長いミサイルがかっこいいです。いかにも戦闘ボート的。実際にこんなミサイル積んだ船があるのかどうかは知りませんが、TFのビークルは車のルーフからキャノン砲出てたりジェット機の裏側に刀が沿えてあったりするので全然問題ありません!


 裏側。手やふとももはそのままなんですがきっちりとひとつの面になるので気持ちがいいです。以前紹介したゲルシャークのような感じ。

 ミサイルがまっすぐ前を向いてないのは装填状態で多少の遊びがあるため。


 もちろんミサイルの可動も生きてます。可動する砲身が上にニュッと生えた乗り物って俺大好きなんすよね。
 左右には向けられませんが前後というか上下方向はかなり行けます。海面から高速接近してミサイル撃って帰る!みたいな戦いぶりが想像できて楽しい。


  ノットという名前は船舶の航行スピードを表す単位のノット(knot)から? ちなみに1ノットは1時間に1海里進むスピード。つまり時速1.852kmです。調べてみたら日本では22ノット以上の船を高速船というんだとか。ノットは何ノット出るのかの~っと!
 ちなみに海外名はストームクラウド(Stormcloud)。文字通り嵐雲のことです。嵐が起こったらすぐに転覆しそうだが大丈夫か!?



 2人目!
 

◆シーマイクロン セイル


 ノットが結構ヒロイックでかっこいいデザインだったんですがこのセイルはヤバめ! 魔術とか使いそうというか、デッドエンド系な雰囲気があります。頭頂部の三角や顔横のカーラーの形とかが非常にイカっぽい。白くリペイントしてセイバートロンモードのスキュウレとか誰かやりそう。実にいいですね。
 頭が大きいのでなんというか愛嬌もあります。
 ノットと同様にミサイルを装備。背中ではなく右腕にあり、逆手に持っているような位置なので、ミサイルというより銛のようにも見えて海の戦士感アップルアップル!


 後ろ。前から見たときの登場部の三角が六角形のエンブレムデザインだったことに驚きw
 腕が背中から生えているという珍しい構造。


 顔アップ。やっぱりなんかかわいいですねw 頭だけじゃなくて目も口も大きくてなんだかSDガンダムのような安心感を覚えます。



 可動はノットと同じ感じ。特に脚周りは完全に同じです。
 ノットはヒジが動きましたがこのセイルは固定。


 …ですが、後ろ姿の画像でわかった人もいるかもしれませんが肩アームが後方へ大きくスイングします。この動きができるトランスフォーマーはけっこう貴重! 肩の入った勢いのあるポーズがとれるんでこの可動大好き!



 両腕の外側についているのはソーラーパネルなんですが、シールドにも見立てられていい感じ。
 ちなみにこのソーラーパネル、網目は塗装ではなくエンボスで造形されていて、ものすごく手触りが癖になります。ついつい指で意味もなく撫でてしまうこと請け合い!


 身を挺してサイバトロンに殴りかかるセイル!
 海の平和だの人類との共存だのごちゃごちゃうるせい(ル)!
 


 セイル、ビークルモード! ソーラーボートになりました。太陽エネルギーでプロペラを回して進むエコな野郎です。
 丸っこい船首や後部など、戦闘用というよりはレジャー用っぽいイメージ。しかしミサイルは完備w


 後ろから。プロペラが入ってるっぽい感じの筒状の後部がかわいい。
 ソーラーパネルは全塗装でとっても綺麗です。



 横から。前方が地面に付かない構造。だいたい船首のピン付近が海面位置になるのかな?



 裏から。チーム内では唯一顔が丸出しですww


 ソーラーパネルはパネル下のボールジョイントで上下を向かせられます。またアーム基部のダイヤル状のロールにより左右にぐりぐり回すことが可能! これができると高速で飛ばしながら別車線の相手と撃ち合い、という燃えるシチュで遊べるので嬉しいw ただここのアーム部分は非常に外れやすく、またロールも動かしづらいのがちょっと残念。



 ミサイルを砲身に見立て、ソーラーパワーを変換したビームを撃つという俺設定が大暴れ。
 太陽が出てさえいれば超スピード超火力! 燃料切れの心配? ないね! 
 ソーラーボートはエコで静かで環境にもやさしい乗り物。セイルは晴天を信じて今日も出撃前にてるてる坊主を干す!
 ちなみにセイル(sail)は帆、帆船、航行などの意味だそうな。セイラー服を脱がさないでほしいものです。また海外名はオーシャングライド(Oceanglide)で、直訳すると海滑走みたいな感じですが、glideには「音も無く動く」という意味もあるらしく、静かなソーラーボートらしい名前とも言えるかも。



 最後!

◆シーマイクロン フロート


 気は優しくて力持ち感! どっしりした脚、アニメイテッドジャズばりの肩幅、横に広い胸板。頭が小さめなのも手伝ってかなりマッシブというかヒーローロボ感のある体型してます。
 変形ビークルはホバークラフト。


 後ろ。足が大きいので安定感抜群…と思いきやカカトが無いのでしょっちゅう後ろに倒れますw 画像はミサイルで支えてます。


 顔アップ。ADスコーンのようなかっこいいバイザー顔…ですがその中に[ \ / ]こんな目のモールドがありますw 人がよさそうw



 可動は基本的には前2体と同じ。特に脚はほぼ一緒!ですがこのフロートは足首というかつまさきが左右にスイングするのでほんの少し接地性は高めかも。
 腕に関しては肩がボールジョイントでヒジは無可動ですが、肩アームが上下にかなり動くので思った以上に表情つけられます。動かしてて一番楽しいのはたぶんこのフロート。


 肩アームを上腕に見立てればヒジが曲がってるように見えたりも。
 この拳の造形も良い感じ。



 さらにわかるでしょうか、なんと首まで可動します。この極小サイズの首が回るなんて! 借金ゼロどころか人に金貸しまくってるのか!?
 腕を横に向けられるのもあり、アクションポーズをとらせるのが楽しいマイクロンです。
  


 そんでもって変形機構のおかげで上半身をのけぞらせることも! わーいわーい!


 完全にのけぞらせるとこうなるので、うつぶせに寝そべって本読ませたりもできますwww


 このサイズにしては破格の動きっぷり。マイクロンなのにポーズつけて飾るのが楽しいなんて…
 他の2体同様に脚が横に一切開かないので自立性は良くないんですけどねw

 ホバークラフトのトランスフォーマーはシースプレーやショートラウンドなどがいますが、そのどれともパーツ構成が違っていて楽しいです。上半身がそのままビークルのフロントになる構造は車のTFにはよく見られますがホバークラフトではこいつだけ。
 ちなみにホバークラフトTFは他にスーパーリンク期のマイクロンのランウェイというやつもいます。欲しい…あとG1シースプレーも…


 フロート、ビークルモード! かわいいホバークラフトになりました。
 フロントガラス(って船もそう言うのかわかりませんが)が鋭角に作られているのが戦闘的。


 後ろから。推進ファンもちゃんと造形されています。


 ミサイル砲は根本のボールジョイントでぐるっと左右に360度回せます! セイルのと違って単純なボールジョイントなので息をするようにスッと動かせるのが嬉しい。ですがジョイント根本のクリアランスの関係で、上方向に動かせるのは進行方向の右側といいますか右舷に向けているときのみとなっています。



 ホバークラフトは海面スレスレを浮いて移動する乗り物。フロート(float)の名はおそらくここから。通常の船に比べて駆動音がうるさく燃費も悪いですが、座礁の危険がある浅瀬だろうとなんだろうとギュンギュンいけるのが特徴。ノットとセイルが満足に移動できない岩場はフロートの見せ場だ!
 海外名はウォーターログ(Waterlog)。航海日誌のことですね。かっこよすぎ!←勘違い。「水浸しにする」「浸水させる」等の意味でした。一気にワルモンっぽくなりましたw


 3人いっぺんに大きさ比較。
 マイクロンなので6cmあるかどうかのミニサイズです。海洋系TFとしては最小レベルですね。

 シーマイクロンたち3体はみな押し出し式ミサイルギミックを持っていますが、そのミサイルの可動部分の構造は三者三様の違いが見られます。
 2つの軸を同方向に並べたノット、基部ロール+アーム2つ+ボールジョイントという複雑なセイル、単純なボールジョイント1つのフロート。
 パッと見は「ミサイル背負った同じ色の船」と思えるかもしれませんが、触ってみるとそれぞれ感触がまったく違っていて、子供たち(と大人たち)の手を楽しませてくれようとしている開発者のこだわりが感じられます。
 まあ変形はみんな同じような感じなんですけどねw


 シーマイクロンチーム揃い踏み! 
 体は小さいが連携プレーでサイバトロン海軍に攻撃を仕掛けるぞ!
 しかし協調性はそこまで良くは無く…
 


 こんな日常を過ごしていてほしいですね。



 ビークルでクロミアと並べるとこんな感じ。
 これだ…! これがやりたくて買ったようなものです! かわいい!
 もともとこのシーマイクロンエクスディメンションズはマイ伝ショックウェーブの色に合わせて発売されたものらしいんですが、紫の船体といいアクセントのメタリックオレンジといいデカイ砲塔を背負ったフォルムといい、クロミアと並べてもとってもイイ感じ! まあ特にクロミアはエボリューションギミックも無いしマイクロンジョイントも無いのでただ並べるだけなんですけど、それでも大満足です。とっても嬉しい。

 マイ伝ショックウェーブは持っていないので、今のとこうちの海軍内で彼らを装着できるのは総督ショックフリートのみ。ショックウェーブやクロミアだけでなくショックフリートとも色的に似合うのが嬉しいところ。

 シーマイクロンたちはみんなミサイル背負ってるんで、ターゲットマスターやアームズマイクロンの代わりとして武器に見立てて装備できるのが楽しい! 総督! オレらを使ってくだせぇ! いいのかシーマイクロンたち! モチのロンです! さあオレらのミサイルを! 存分に! そうか…では使わせてもらうぞ! エボリューション! うおおっ! 総督! どうですかオレらのマイクロンジョイント凹は! ああ…いいぞシーマイクロンたち! 光栄です! オレらも総督のマイクロンジョイント凸を全身で受け止められて幸せです! シーマイクロンたち! 総督! うおおっ、シーマイクロンたち! 総督ーっ! うおおーっ! しゅ…出航するぞーっ! 総督ーっ!! と遊べますね。

 サイズが小さいので、こうして巨大生物現る!!みたいな情景も演出できますねw うおおーっ親父の仇ーっなどと叫んでイカにミサイルなど撃ちこむのもまた趣があります。でもイカを討ち取ったあと、実はそのイカは親父が転生したものだったと知るんですよね。


 シーマイクロン エクスディメンションズの紹介でした!

 海洋系TFを集め始めた当初から、ああこいつら欲しいな…でもこんなちっちゃくて単純そうなのを買うんだったら他のを…と「欲しいし買えない値段ではないのになかなか買わない枠」に君臨してたんですが、もうとっとと買っとくべきだったと思いました。とっても楽しい!
 確かにちっちゃいし最近のTFに比べると見た目も一歩譲る感じではありますが、簡易クリックを多用した小気味いい変形感触はなんとなくいじってしまう魅力があり、すぐお気に入りになりました。変形機構はシンプルで単純ですがそのぶん船とってパカックイックイッはいロボット!と遊べるので爽快です。
 このサイズにしては可動も優秀! 脚が横に開けませんが、それ以外はかなり動きます。いや落ち着いて考えてみると可動箇所自体はそこまで多くないんですが、セイルとフロートの肩アーム可動が実に嬉しい。肩の位置そのものが動くとカッコイイポーズとりやすいんですよね。フロートに関しては首が回るのも驚異的。EZコレクションですら首はほとんど固定なのに…
 海洋系のTFとしては、それぞれ小型の船としても遊べるので楽しいです。一口に船といえど三者三様のビークルなので、高速艇とソーラーボートとホバークラフトの性能の違いを考えながら遊ぶのも一興。
 欠点は押し出しミサイルの威力が弱い(コツが必要?)ことと、ビークルの一部がふわふわすることでしょうか。ノットは実にカッチリしてますが、セイルのソーラーパネルの左右とフロートの操舵室は固定用ジョイントが無いので遊んでいる最中にズレがちです。指でちょっと握ればすぐ直るんですけどね。
 リカラー品は、というかこのエクスディメンションズ版がリカラーで、基本体として赤と黄色のシーマイクロン、その海外版の暗い赤と紫のミニコンシーチーム、さらにブラインド封入のマイクロンブースターにて黄緑を基調としたマイル、ソーラー、セイル、そんでもってDVDの特典としてカーキ色のリアルな軍事色になったシーマイクロンアクアレイダーチームのビルジ、サンバーン、フリーブートなど色々出ています。海外で青いのも出てたそうなんですが詳細はわかりま千円。
 海洋系のマイクロンは他に潜水艦のシーウェイブと前述のランウェイがいます。ランウェイは持ってないんでいつか手に入れたいものですね。

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