Grünauring 7  見知らぬ客人たち | 1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

1500mのスイス、雲が足下に浮かんでいる。

エンガディン地方の標高1500mの小さな村で、2人の子供たちと暮らしています。
ADHDという発達障害を持つ私と息子。ASDでキューバ人の元夫も、たまに登場します。そして娘はASDそれともHSP?!2019年、新たな展開が‥笑

昼間はにぎやかなアパートだったが、

アートインレジデンスとして住んでいる外国人以外は

基本的にアトリエとしての使用と決められていたから、

夜は打って変わって、閑散としていた。星空

 

そんな一風変わった我が家だったが、

様々なお客さんが、遊びに来たり泊まりに来たりした。カエルカメぶーぶー

 

 

ある日、ドレッドに丸眼鏡でだぶだぶの民族衣装を来た

みるからに胡散臭そうな男が訪ねて来た。

なんでも、スペースヒーラーとかで、

ウチを浄化しに来たらしかった。

宇宙人「ボビーに頼まれてさ、あ、本と交換したから

  料金は要らないからね♡」

さっさと浄化してもらって、すぐにお引き取り頂いた。 

 

 

またある日の夜遅く、台所で料理をしていると、

ピンポーンと鳴るので、窓から外を覗くと

知らない日本人の男の子が、

大きなバックパックを背負って立っていた。

とかげ「は〜い  ‥ん?」

男の子「あ、ボク、ケンジです!今日からお世話になりまっす!」

とかげ「‥‥‥‥‥‥え汗

男の子「え、あの、ボビーさんから

  聞いてもらってると思うんですけど‥」

とかげ「いや、全っく何っも聞いてないけどっ

 (またボビーか‥むかっと心の声)」

 

先週ボビーはソロトーンの本の見本市に

仕事も兼ねて行っていたのだが、

そこのユースホステルで彼と知り合いになり、

いつもの軽いノリで、

「日本人と住んでるから、うちに泊まって行けば〜音譜

と言う事になったらしい。笑

そして、私には全く確認も報告すらもなし、

と言うお決まりのパターン。

そして当のお宿の斡旋者は夜中まで帰らないという‥

 

ケンジ君はさわやか好青年だったから良かったものの、

知らない人を泊めるなんて、リスクはある。

ケンジ君にしても、知らない家で面識のないお姉さん

(当時はまだかろうじて 笑)と二人で気まずかっただろうし、

私が家にいなかったら、ケンジ君路頭に迷ってた‥

 

 

こんなのは、本当にしょっちゅうで、

全く面識のないキューバ人たちが多勢で

いきなり訪ねて来たこともある。

 

おやしらず「今日、ボビーに招待されたんだけど?え、いない?

  日本人の彼女がお寿司を作ってくれるって言うから

  僕たち楽しみにして来たんだけど〜キラキラ

とかげ「はあ〜?!誰やねん?!日本人の彼女って?!むかっ

 

さすがに私も凄みを利かせてしまった。

キューバ人の人たちに非はないどころか、

逆に迷惑を被っている側なのだが、

私はもう怒りを抑えきれず、ドンッ

非常に感じの悪い対応をしてしまった。笑

キューバ人の日本人に対する心象が、私のせいで

どうか悪くなっていません様に‥笑

そして招待した当のホストは、朝帰り〜晴れ

 

 

私は一体何?

彼らは一体誰??

そして、ボビーは今どこ???

 

湧いてくる疑問だらけの中で、

我が家には絶えず見知らぬ客人が訪れる、

という事実を受け入れるしかなかった。

 

 

そんな見知らぬ客人が、モグラ

ウチを訪ねなくなって久しい

そんなことは、他の家にしたら、

しごくしごく当たり前の事なんだけど‥

 

 

ほんの少し、本当にほんの少しだけ、

いきなり見知らぬ客人に

訪ねて来て欲しいと思ってしまうことがある。

変だなあ、私って‥笑